教え、やらせてみて、見守る

 2016-09-23
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職場に行くと「最近の若者は・・」と言われる事は多いです。

平気で遅刻をする・・
報告をしない・・
自分で考えて行動できない・・
など、問題のある若者が一人でもいると
「ゆとり世代」などと言われてしまう事もあったりしますが、
そうした事を言う先輩もまた、
昔は「新人類」などと言われて
先輩から「理解できない」と思われていたり・・

そんな風に時代によって新入社員の名称は変わるかもしれませんが、
実際に昔と今とで
人間としての質や考え方に大きな違いがあるか?と言うと、
実は、
他者とのコミュニケーションが苦手で言動に問題があるだけだったり、
真面目で融通が利かず、ついつい、一つの事に熱中してしまったり、
よく喋るけど主体性がなく、言われないと動けなかったり・・
と、性格に大きな差があるわけではなく、
新入社員と言う、まだ、よく分からない人間に対し、
これから、この子達を教え、
育てていかなければならない・・と言うプレッシャーを前に
「ゆとり世代だから・・」と言って、
うまく教えられない時の言い訳を先にしてしまっている・・
と言う事も多いのではないかと思います。

それに、そうした子達に対し、
実際に何か特別な教育プログラムをしなければならないか?と言うと、
「社会人としてのマナーやルールを知らない場合は基礎から教える」
「学生気分が抜けない子に対しては主体性を育てる」など、
しっかりと何度でも繰り返し教えてあげ、
仕事を与え、やらせてみて理解不足な所は教えてあげ、
「役割」と「責任」を与えて組織の中で働ける人間にする・・・
と言う部分は何も変わらないと思います。

そんな風に多少の違いはあっても、
人が人を育てると言う事はそんなに変わる事はないそうですが、
むしろ「今年の新人は大変だから・・」と特別な事をしたり、
「今、流行の教え方は・・」など、
教える相手に合わせる事ばかりを考えてしまったばかりに
教える側の「教えたい事」や「教える気持ち」が揺らいでしまい、
結果として、教えられる側も良く分からない・・
教える側の言っている事がバラバラなので信用できない・・
となってしまっては問題ですから、
教える側がいかに軸をぶらさずに伝える事ができるか?
と言う事が大切になってくるそうです。

ちなみに、こうした事は犬を教える時も同じだと思います。
犬も犬種や性格によって様々なタイプの子がいます。
同じ犬種でも性別や気質・・
育てられ方で考え方や先入観などが変化してきますので、
飼い主さんによっては、同じように教えようと思っても
苦労してしまう事もあるかもしれません?

勿論、犬が理解しやすいように
犬に合わせて教え方や教える内容を変えてあげる事は大切ですが、
犬に合わせ過ぎてしまい、
「犬が嫌がるから・・」と教えなければならない事を教えなかったり、
教える事をあきらめてしまう・・と言うのは違うと思いますから、
犬が理解しやすいように、理解できるまで教え続ける・・
と言う「信念」を持ちつつ、
教え続けてあげるのが良いのではないかと思います。

人間の学校は勿論、犬のトレーニングの世界でも
「落ちこぼれ」は生まれてしまうそうですが、
警察犬や補助犬を育てるトレーニングと違い、
家庭犬に「落ちこぼれ」は無いと思いますし、
海外の学校では先生が生徒の理解力に合わせて
個別の学習プログラムを作り、実践する事で
「落ちこぼれ」の生徒を作らないようにしているそうですから、
犬がまだ、分からない部分があれば分かるように教えてあげる・・
理解が早い犬も居れば、遅い犬も居ますが、
「教える」の基本はどんな子でも変わりませんので、
「丁寧に教えてあげる」と言う気持ちを大切にして、
教え、やらせてみて、見守るようにしてみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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