飼い主さんのアンテナの方向を変えてみる

 2016-08-23
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犬の心・・
気持ちを知る為には、
「犬をよく観察する事が大切」だそうですが、
「犬をよく見る」と言っても、
実は飼い主さんの「見たいもの」を見たいように見ている・・
と言う事も多いみたいですので注意が必要です。

例えば、「うちの子はダメだ」と思って
飼い主さんが犬を見ていると、
犬の「ダメな部分」ばかりを見て、
良い所が全く目に入っていなかったり・・と、
フラットな気持ちで犬を観察しているようでいて、
実は「飼い主さんフィルター」を通して犬を見ており、
内心で「ダメだし」ばかりをしていたり・・

勿論、人間にも「心」があり、「感情」があり、
「思い込み」もありますので、
「見た事」に対して、
自分の思いを何も乗せない・・と言うのは
難しいと思います。

人と喋っている時も、
相手の話を聴きながら、
同時に相手の話が嘘か?正しいか?を判断し、
それに対する自分なりの考えを巡らせているので、
実際は他者の話をそのままでは聴いていないそうですから、
「見る」と言う行動も自分の先入観や固定観念・・
過去の記憶や現在の感情など、目から入る情報を
様々な要素が絡み合わせて受け取っていると思います。

また、「うちの子はこう」と言う思い込み・・
「こうであって欲しい」
あるいは、
「こうであって欲しくない」と言う強い願いがあると、
無意識にそう言う部分ばかりを見てしまうと言う事もあり、
ますます、偏った見かたをしてしまう事も多いみたいです。

例えば、飼い主さんが「食べ物」や「洋服」に
強い興味を持っていると、ショッピングをしている時も
別に意識しているわけでもないのに、
自然とそうした情報をキャッチしたり、
逆に「体重増加」が気になっている時は、
街中の「ダイエット」と言う広告ばかりが目に付いてしまったり・・・
と言う事もあると思います。

つまり、
犬の行動の「悪い部分」ばかりを意識してしまっているから、
「ほらね」とか「やっぱり・・」と、
自然とそうした部分をキャッチし、
それを正そうと意識する事で、
ますます、「悪い部分」ばかりが目に付いてしまい、
褒める所が見つけられなくなってしまう・・と言う事も

でも、
飼い主さんは「いつも」と思っているかもしれませんが、
一日中、ずっとそうではないと思いますし、
「ほらね」とか「やっぱり」と言っても、
本当に、いつもいつも、失敗してばかりなわけではなく、
失敗せずにいられた・・と言う事も実はあるのではないかと思います。

犬の「ダメな部分」を正そうと、
「ダメな部分」ばかりを探して指摘していれば、
犬は叱られてばかりになって自信を失いますし、
関係性もドンドンと悪くなってしまうと思います。
だから「ダメな部分」を探すのは止めて、
「良い部分」を探すようにしてみるのが良いと思います。

ーとは言え、「良い所」と言うと、
自然と他の犬と比べて「優れている所」を
探そうとしてしまう事もあるかもしれませんが、
他の犬と比べていると、
ドンドンと自分の犬よりも優れた犬を基準にしだし、
「他の犬はもっとできる」・・と、
結局、ダメだしをする事になってしまいかねないので、
飼い主さんが自分の犬の好きな所・・
頑張っていると思えるところなど、
自分の犬の良い所・・好きな所を探して、
普段の生活の中でそう言う所を見つけられたら、
褒めて、肯定して、共感する・・
と言うのが良いのではないかと思います。

そうして、犬の良い所・・好きな所をキャッチする
飼い主さんの「アンテナ」の感度が上がって行けば
「もっとキャッチして貰いたい」と犬も思うでしょうし、
飼い主さんが今まで気づかなかった、
犬の良い所・・好きな所も
ドンドンと見つかるのではないかと思います。(^▼^)ノ
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