犬の「安全地帯」になってあげる

 2016-08-16
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自分の犬も小さい時はどんな犬とでも仲良く遊んでいたのに、
成長するにつれて好き嫌いをするようになり、
散歩中に嫌いな犬を見ただけで吠えるようになったり、
特定の犬としか遊ばなくなってしまった・・と言う事は多いです。
「昔のように誰とでも仲良くして欲しいのに・・」
ーと飼い主さんは悩みますが、それは問題行動でもなんでもなく
「心の成長」の証・・当たり前の事ではないかと思います。

人間の子供も小さい時は誰に対しても笑顔を見せていたのに、
しばらくすると、母親など特定の人物にしか
愛着を示さなくなる事は多いです。

でも、それは、ワガママになったわけではなく、
心が成長し「母親」と「そうでない人」との違いが
分かるようになってきたから・・
ある意味、「凄く信頼できる大好きな存在」ができた事で
「そうでない人」も生まれてしまった・・と言う事です。

そうして母親が
「安全と安心を与えてくれる存在」となる事で
子供はそこを「安全地帯」として
外への関心を持つようになる・・

実際、公園に子どもを連れて出かけて行っても、
お友達と遊ぶどころか
母親ににしがみついて離れようとしない子も多いです。

でも、「母親」と言う安心できる存在に守られ、
そこから楽しそうに遊んでいる友達の姿を見る事で
「なんか、ちょっと大丈夫かも?」と言う気がしてきて、
母親のそばを離れてお友達のそばに行けるようになる・・
でも、うまくコミュニケーションができなくて、
結局、母親の所へ逃げ帰ってきて
「よしよし」と撫でて貰って安心すると、
また、お友達の所へ行ってみようと言う気持ちになる・・

そんな風に母親が「安全地帯」となり、
愛情を与えて見守ってあげる事で
子供の「心のエネルギー」は満たされ、
冒険に行ける「勇気」が生まれますが、
母親から離れて初めての事をすると不安になり、
「勇気」が減って「エネルギー不足」になると、
母親の所へ戻ってきてエネルギーを充電し
そうやって、母親を中心に行ったり来たりを繰り返す中で、
子どもは徐々に自分の世界を広げて行くのだそうです。

しかし、母親の中には子どもを早く自立させようとして、
突き放してしまう事も多いみたいです。
でも、それでは、子どもは「エネルギー」が満たされていない為、、
未知の世界に放り出されても、
エネルギー不足になって、結局、何処へも行けずに
母親の所へ戻ろうとしてしまう・・など、
突き放して無理に自立させようとすればする程、
子どもは外の世界に恐怖や不安を感じるようになり、
かえって自立が遅くなってしまう事も
あるみたいですから注意が必要です。

でも、それは犬も一緒だと思います。
パピーの頃は誰に対しても尻尾を振って寄って行っていたのに、
成長すると「人見知り」や「犬見知り」になって
遊べなくなったりしますが、、
それは犬の心が成長した証拠であり、
問題行動でもなんでもないと思います。

周りに犬が居ても、飼い主さんのそばから離れようとしない・・
と言う事もあるかと思いますが、
それは、信頼できる飼い主さんを「安全地帯」として、
「心のエネルギー」を充電している為だと思いますから、
飼い主さんが犬から逃げたり、
「遊んできなさい」と犬を突き放そうとするのではなく、
飼い主さんの足元で他の犬の様子を見せてあげながら
「大丈夫だよ」と声をかけたり、
撫でたり、おやつをあげたりしながら「安心感」を与え、
「心のエネルギー」を満たしてあげると、
「なんか、ちょっと大丈夫かも?」と言う気がしてきて、
飼い主さんのそばを離れて「お友達の所へ行ってみよう」と
思ってくれるのではないかと思います。

勿論、行ってはみたものの、
他の犬にしつこく匂いを嗅がれたり、
急に遊ぼうと誘われてビックリしたりして
飼い主さんの所へ逃げ帰ってくるかもしれませんが、
逃げて帰ってきた事を叱るのではなく、
「頑張ったね」と褒めてあげたり、
「大丈夫だよ」と安心感を与えてあげたりして
「心のエネルギー」を満たしてあげるようにすると、
しばらくして、「また、行ってみようかな?」と思ってくれる・・
の繰り返しで良いのではないかと思います。

勿論、どんなに待っていても行けない子も居ますから、
そう言う時は飼い主さんが仲介役となり、
率先して、犬達と一緒に遊んでみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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