「できる」と「できない」の前に・・

 2016-08-08
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犬の「しつけ」や「トレーニング」・・
同じように教わっていても
うまくできる人も居ればできない人も居ますし、
続けられる人も居れば続けられない人も居る・・
その違いはどこにあるのでしょう?

根性が無いから?
飽きっぽいから?

そんな風に性格的な理由を思い浮かべてしまいがちですが、
実際は「知識の問題」や「技術の問題」だったりする事も
多かったりすると思います

例えば、犬の行動の問題で悩んでいる時・・
その行動を止めさせなければならないのは分かっているのだけれど、 
「どうすれば良いのか?」
「何をすれば良いのか?」が分からない・・
あるいは「知識」があり、
どうすれば良いか?
何をすれば良いか?は分かっているのだけれど、
「それを犬にうまく伝えられない」
「トレーナーさんと同じようにやっているのにうまく行かない」
など、スキルの未熟さが原因でうまく行かない・・
と言う事もあるのではないかと思います。

特に犬の場合、人間と違って言葉で伝える事ができない為、
叱って行動を止める事はできても
「正解の行動を教える」と言う事ができず・・
そうして、先の見えない不安から、
しつけやトレーニングを諦めてしまう・・
と言う事もありますから、
問題を解決する為には知識と技術をしっかりと学ぶ事も
必要ではないかと思います。

しかし、中には、
トレーナーさんから知識と技術を教わっているにも関わらず、
「犬に遠慮してしまってできない・・」
「犬に嫌われてしまいそうで怖い・・」
などの理由でしつけやトレーニングをする勇気が持てない・・
と言う飼い主さんも多かったりします。

いわゆる「動機付け」の問題ですが、
「知識」や「技術」は「情報」や「コツ」によって
すぐに結果が出せる事もありますが、
「動機付け」はトレーナーさんがいくら「やりなさい」と言っても
本人が「よし、やろう!」と思わなければダメですし、
トレーナーさんが「やりなさい」と言い続けてしまう事で
かえって、言われないとやらない・・
追い込まれないと動かない・・
と言う思考になってしまう事もありますから
「動機付け」と言うのはトレーナーさんにとっても、
一番、頭を悩ませる問題なのではないかと思います。

できない事ができるようになるまでには
多くの時間が必要になる事も多いです。
そんな中、飼い主さんのモチベーションをいかに持続させるか?
がポイントになると思います。

特にこれまで言われた事だけをやってきて
自分で目標を立てて努力を積み重ねて行く・・
と言う経験をしてこなかった飼い主さんの場合、
待っていても飼い主さんが一人で歩きだす・・
と言う事は難しいかもしれませんので、
まずは飼い主さん自身に「どうなりたいか?」と聞き、
目標や目的を口に出して自覚して貰う事で
目標に対する明確なイメージを確立して貰い、
その後、飼い主さんの選択や行動を見ながら、
「それで良いと思いますよ」とか
「犬の行動が変化してきましたね」など、
フィードバックを返して飼い主さんの選択や行動を肯定し、
飼い主さん自身の積極的な選択や行動を後押しし、
犬の小さな変化を伝えるなどして、
飼い主さんの行動と良い結果を連動させて行く事で
飼い主さん自身が自分の選択や行動に自信が
持てるようにバックアップして行く・・
と言うのが良いのではないかと思います。

そして、これは犬を育てる時も同じだと思います。
知識を与え、スキルを育て・・
犬自身が「こうしたい」と思った動機を大切にし、
犬の考えや行動に対してはすぐにフィードバックを返し、
積極的な選択や行動を後押しして
犬のバックアップをしながら一緒に歩んでいく・・
そうして一緒に歩き、成長して行くと言う事が
お互いのモチベーションになってくれれば
とても素晴らしいのではないかと思います。(^▼^)ノ
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