犬の「できていない事」に注目してしまうのは?

 2016-06-12
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最近は犬の育て方においても
「褒めて伸ばす」が重視されるようになってきましたが、
「犬を褒めると調子に乗る」とか、
「犬が褒められる事ばかりするようになるので面倒臭い」など、
褒める事によって「犬が扱いにくくなる」と言う問題に
お困りの飼い主さんも多いのではないかと思います。

そもそも、「褒めて伸ばす」が広まったのは最近の話で、
飼い主さん自身、自分達が褒められてきていないので、
「犬を褒める」と言う事がイマイチ、よく分からず、
「自分の言う事をよく聞いた時」とか
「他の犬と比べて良かった時」など、
いつもとは違う、何か「特別な事」ができた時にかけてあげる限定的な言葉・・
と思ってしまっていると、大きな失敗に繋がる事は
多いそうですので注意が必要です。

「自分の犬が犬同士の喧嘩を止めた事で
 他の飼い主さんから「凄いね」とか「ありがとう」と言われた・・」
「アジリティーの大会や競技試験で優勝した・・」
など、飼い主さん自身も嬉しい時は、
誇らしくなって、犬を褒めちぎってあげたくなりますが、
日常の生活の中で、
「好き嫌いせずにごはんが食べられた」とか
「お散歩の時、しっかりと歩いてくれた」など、
そう言う部分をしっかりと褒めてあげられていたか?と言うと、
「当たり前の事」として見過ごしてしまう事の方が
多いのではないかと思います。

一般的に、「できている事」よりも
「できていない事」の方に飼い主さんの目は行ってしまいがちです。
でも、自分の犬の小さい頃を思い出してみると、
ご飯を残して心配したり、
お散歩中に立ち止まって困ったり・・
と言う事もあったと思いますし、
成犬になった今はもう、そんな事はないか?と言うと、、
お外で不安になればオヤツが食べられなくなるし、
怖くて先に進めない・・と言う事もあるのですから
「できて当たり前」だとは思わずに
「できている事」にも注目し、褒めてあげる事で、
「できている事」に対してさらに自信がつき、
「苦手な事」を乗り越える「勇気」を持つ事も
できるのではないかと思います。

しかし、こうした事は
飼い主さん自身の「考え方」も影響を与えているそうです。

毎日、ごはんを作り、掃除や洗濯をし、
仕事をし、犬のお世話をする・・
大変な労力が伴う事だと思いますが、
同じ行動を毎日、していると、それが「当たり前」となり、
自分が「頑張っている」と言う認識が薄くなってしまう・・

結果、他の人が仕事や趣味で活躍している話を聞くと、
「自分は頑張りが足りないのではないか・・」と、
自分に対してマイナス評価を与えてしまう事もあったりしますので、
そうではなく、日常の中でも
「今日は美味しいごはんが作れた」とか、
「犬と新しいコースをお散歩してみた」など、
沢山「できている事」があると思いますので、
そこに注目してみるのも良いそうです。

犬の「できていない事」よりも「できている事」に注目してみる・・
その為には、まず、自分自身、
「できていない事」よりも「できている事」に注目し、自分を肯定する・・・

思考の習慣を変えるのは、なかなか、難しいですが、
だからこそ、犬だけに限らず、普段の生活の中でも意識し、
旦那さん、子供、同僚、友人・・など、
周囲の人間の「できていない事」よりも「できている事」に注目する事で、
犬の「できている事」を見つけるスキルもアップすると思いますし、
犬の「できている事」を沢山、見つけられるようになれば、
それが、自分の「できている事」の発見にもつながり、
お互いに自信がついて行くと思いますし、
犬も飼い主さんがしっかりと見てくれている事が分かるので、
犬の「できていない事」を責めたり嘆いたりしていた時よりも、
犬の「できていない事」は減っていくのではないかと思います。(^▼^)ノ


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