知恵を用い、知恵を与える

 2016-06-10
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いくら注意しても犬が言う事を聞かない時・・・
「お尻を叩くぐらいの軽い体罰ならしても良い」
と思ってしまう飼い主さんは多いのではないかと思います。

確かに即効性がある方法で有効かもしれませんが、
犬は「自分の行動」と「叩かれた意味」が分からない・・
結び付けられないので、いつまでも、
お尻を叩かないと行動の問題が収まらない事は多いですし、
「痛み」は慣れてしまうので、
そうなると、お尻を軽く叩くぐらいではダメで、
もっと強い「痛み」を与えなければ言う事を聞かせられない・・
となってしまう事も多いですので注意が必要です。

でも、もし、強い体罰を使っても
言う事を聞かせられなくなった時はどうするのでしょうか?

分かるように言葉で教えるのでしょうか?
ドッグトレーナーさんに頼るのでしょうか?
それならば、最初から体罰などしなければ良いと思います。

しかし、多くの場合、そうした自問自答も無く、
「手軽な方法」として「体罰」を用いてしまう・・
「体罰」までは行かなくても、
吠えている犬の口を抑えたり・・
犬を仰向けにして抑えつけたり・・
空き缶を投げたり・・と、
「力」や「恐怖」で犬の行動をコントロールしようとしてしまいますし、
実際、そうする事で困った行動が収まり、
犬の行動をコントロールできるかもしれませんが、
それは表面的なもので、犬の心・・
内面では飼い主さんに対する不満や怒りの芽が育っていて、
いつか、コントロール不能になる日が来てしまうかもしれませんので、
「体罰」は勿論、「力」や「恐怖」ではなく、
「知恵」を用いるようにしてあげるのが良いのではないかと思います。

まぁ、「犬を育てる」と言う時、一番、参考にするのは、
「自分がどう育てられたか?」ではないかと思います。

飼い主さん自身、「体罰」を用いた育て方をされれば、
自分もまた、体罰を用いてしまう事は多いですし、
「体罰を使う理由」もまた、
親から子へと受け継がれて行くそうですので、、
「叩かれたのは自分が悪かったから」と自分を責め、
体罰を正当化してしまうと、
今度は犬に対しても
「叩かれるのは言う事を聞かないあなたが悪い」となり、
「力」と「恐怖」による支配にもなりかねませんので注意が必要です。

犬が言う事を聞かない・・
何度、言っても行動が変わらない・・
と言う場合、まずは、教える側の「教え方」を考えてみる・・。
「仕方が無い」と流したり、
「体罰」を用いるなどの楽な方法を選ぶのではなく、
「知恵を与える」と言う事について学んでみるのも、
良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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