冷静過ぎる飼い主さん

 2016-06-09
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犬が目の前で吠えたりイタズラをするなど、
困った行動をしているにも関わらず、
なるべく感情的にならないよう、
冷静さを装う飼い主さんは多いです。

犬が何かする度に「イケナイ!」とか「ヤメナサイ!」と、
感情的な対応を見せる飼い主さんと比べると、
その行動を起こしても飼い主さんのリアクションが薄く、
自分に注目を集める事ができないので、
そうした困った行動をしなくなる事はあるのですが、
だからと言って、そればかり・・
と言うのも問題だそうですので注意が必要です。

女性の場合、人前で大きな声を出したり、
激しい感情表現をしたりするのは、みっともない・・
静かに・・おしとやかに・・
と言うのが理想的な女性だとされる事は多いと思いますが、
犬が「してはいけない事」をしても
「そんな事をしたらダメよ」と静かに注意するぐらいでは、
犬も「叱られている」とは思わず、、
飼い主さんの気を引く為の行動はしなくなるものの、
自分の「楽しい」と思った行動は、
飼い主さんの注意を無視して続けようとしてしまう・・
と言う事は多いです。

また、飼い主さんが本当に困っていて、
内心、ストレスや不安からイライラした感情を抱いていたとしても、
それを態度や表情で表す事はいけない事だとしていると、
犬は飼い主さんの見た目と本心のギャップ・・
矛盾を感じて不安になりますし、
「何を考えているのかよく分からない」と不信感が芽生えて
飼い主さんとの「心の距離」が
離れてしまう事もあるのではないかと思います。

犬は一生懸命に自分を表現して、
飼い主さんに受け止めて欲しいと願っているのに、
飼い主さんは自分を装う壁を作って、
自分を一切、見せないようにしている・・
と言うのでは、良好なコミュニケーションは望めません。

それでは、犬も人間に期待する事を止めてしまいますし、
「コミュニケーションスキル」も上達しないので、
飼い主さんだけではなく、
他の人・・他の犬などにも興味を持たなくなりますし、
コミュニケーションスキルが低い為、
対人・・対犬関係に臆病になり、
社会に対する積極的な関わりを避けるように
なってしまう事もあったりするのです。

でも、そうした飼い主さんに対し、
「怒りたい時は怒って下さい」など、、
きちんと感情を表現して伝える事を推奨し、
飼い主さんも少しずつ、
「感情を表現する」と言う事を実践して行くと、
段々と犬との距離感が近づき、
犬はよく飼い主さんの顔を見るようになるし、
飼い主さんに対する意識が高まった事で
注意を無視される事もなくなり、
他の人や犬に対しても積極性が出てきた・・
と言う事は多いですので、
「犬なんだから言葉や表情など伝わらない」ではなく、
きちんと自分の言葉で、真剣に伝えてあげるようにするのが
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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