強すぎる自立心

 2016-05-14
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犬の行動の問題に悩んでいる飼い主さんの中には、
行動の問題について相談に来ているにも関わらず、
ドッグトレーナーさんに言うべき事を言わずに隠し事をしたり、
話しかけてくれるまで待ってしまう・・
と言う事も多かったりするみたいです。

他者に迷惑をかける事を嫌い、
なるべくなら自分の弱みを見せたくない・・
だから、全て自分で解決したいと思ってしまう。

勿論、そう言う面は誰にでもあるとは思いますが、
その気持ちがあまりにも強過ぎて
他者との関係性がうまく行かない場合、
「自立心が強すぎる」と言うのが問題かもしれないそうです。

「自立」と「依存」・・・
一般的には「自立」は良い事で「依存」は悪い事とされますが、
「自立」をして行く為には、
自分の「弱い部分」や「甘い部分」を否定して行く作業が伴う為、
自分の中のそうした気持ちを見つけては、
「そんな事ではダメだ」とか
「もっと強くならないと」と自分を追い詰め、
「ありのままの自分」を許してはいけないような強迫観念に駆られる事もあるそうです。

そうして「自立」をしている人ほど、
「助けて」や「手伝って」などの弱音が言えなくなる一方で、
自分の中の「頼りたい部分」や「甘えたい自分」を見つけては、
その気持ちに蓋をしようとする為、
「自立心が強い」と言う人ほど「自分は依存心が強い」と
思ってしまう事もあるのだそうです。

勿論、「自立」が悪いと言う事ではなく、
「自立心」があるからこそ嫌な事があっても頑張って乗り越えたり、
多少の事ではへこたれない強さを持てると思いますが、
それが強すぎるあまりに「~であるべき」とか「~でなければ」と言った
先入観や固定観念・・
規則や義務や役割に強く縛られて思考の柔軟さが失われ、
自分の中の余計だと思える部分を削って、削って、
研ぎ澄まして行った結果、ポッキリと折れてしまう・・・
と言う事もあるそうですから、
「自立」をし過ぎないように気をつけて、
自分の中の「弱い部分」や「甘えたい気持ち」を認め、
受け入れて行く作業をして行く事も必要になるそうです。

また、そうした「自立心」は親からの影響も強いそうです。

親が自分の仕事で忙しかったり、
弟や妹の面倒を見て欲しい・・と願うと、
子供の「自立」を意識的にしろ無意識にしろ、
強制してしまう事は多いのだそうです。

母親と同性である「長女」ほど自立心が強くなる傾向は強く、
もし、「親が求めている子供」になろうとした結果、
他者に頼れず・・
自分の弱みを見せられず・・
全部、自分一人でやろうとする
意地っ張りになって生き辛いと感じているとしたら、
少し「自立」を手放して
「心のバランス」を保つようにしてみる・・
と言うのも、犬を育てて行く為には良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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