他者を疑い、自分を疑い、犬を疑う・・

 2016-05-13
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「犬を育てる」と言う事に関して、
凄く努力をされている飼い主さんも多いです。

しかし、その努力が自分と犬の為ではなく、
「周りの人から凄い飼い主さんだと言われたい」とか
「ドッグトレーナーさんに認められたい」など、
他人に認められたいが為の努力だとしたら、
犬との関係性は、ある一定のレベル以上、良くはならない・・
と言う事もありますので注意が必要です。

人間も子供の頃は、テストの成績や
スポーツ・・美術、音楽などの結果で
褒められる喜びや充実感を味わう事は多かったと思いますが、
大人になり、価値基準が複雑になると、
自分がいくら頑張ったとしても、それが必ずしも褒められたり、
認められたりする結果にはならなかったりしますし、
そうなると、自分の存在価値に対して
強い不安を感じてしまう事もあったりするみたいです。

特に「犬を育てる」と言う事に関しては、
「犬が吠えなくて当たり前」とか
「犬はご挨拶ができて当たり前」など、
犬が良い行動をしていても、
周りの人は勿論、飼い主さんですら自分の犬を褒めたり、認めようとはせず、
その一方で、犬の行動に問題があると、周りの人は何も思っていなくても
「こんな事では」と自分を責めてしまったりするので、
自分の中の自信をどんどんと失わせてしまったりする事も多いそうです。

「他者に認められたい」と言う気持ちがそれ程なければ、
他人に褒められなかったり、認められなかったとしても気にしませんが、
「認められたい」と言う気持ちが強ければ、強いほど、
他者に認められない時に自分を否定し、
自分を否定する事で自分の中の「良い所」も認めようとせず、
他者に褒められても「そんな事はないです」とか「まだまだです」など、
自分を認めない理由をわざわざ探してきて、
自分を否定するのが得意になってしまう事もあるそうですし、
自分を認めない人は他者の事も認めないので、
ドッグトレーナーさんに褒められても
疑いの気持ちを持って認めようとはせず、
自分と同列か下の存在だと思えば、
その人が何を言おうが絶対に認めない・・となってしまったり

だから、他者との関係性は常に「上下」や「評価」の関わりに感じるので緊張し、
人の好き嫌いが多くなって、
対人関係がうまく行かなくなってしまう事も多いそうです。

勿論、そうしたモノの見方は、自分の犬に対しても同じで、
自分の犬が良い行動をしても疑いの気持ちを持ち、
他の飼い主さんに自分の犬が褒められても「まだまだです」と否定し、
自分も自分の犬も認めようとしなければ、
犬との関係性が良くなるとは思えません。

ですから、そもそも、どうしてそんなに完璧な自分を求めてしまうのか?
誰かに認められないと自分を維持できないのはどうしてなのか?

そこから考えてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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