上下や勝ち負けで考えない

 2016-05-05
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「犬のしつけ」と言うと、
「犬が吠えても、飼い主の指示や命令で吠え止めばそれで良い」
と言う考え方が主流な気がしますが、
それは「外発的な動機付け」・・
つまり、外側から与えられる「報酬」
あるいは「罰則」によって行動すると言う事であり、
それでは、段々とより多くの報酬がないと動かなくなってしまったり、
より辛い「罰則」がないと行動しなくなってしまう為、
長期的に見ると、効率の悪い方法になってしまうそうです。

では、どうしたら良いか?と言いますと、
「内発的な動機付け」・・
つまり、犬自身が「それをしたい」と思って貰えるような
教え方をするのが良いと思います。

その為には、犬の事をよく観察する事・・
犬も飼い主さんに見て貰えていると思えば、
それだけでやる気が起きます。
勿論、「観察する」と言っても
犬のミスやサボっている部分など、
あら捜しをするような見方ではなく、
犬の良い部分を見つけて、
すぐに褒められるように観察する事が大切だそうです。

でも、そう言うと「褒める所がない」と言う飼い主さんも多いですが、
それは「できて当たり前」と思っているから、
褒める所が見つけられないのかもしれません?

犬とごあいさつができた
犬を見ても吠えなかった
匂い嗅ぎができた
ごはんを残さず食べた

どれも「できて当たり前」に思えてしまいますが、
仔犬の頃からできていたわけではなく、
少しずつできるようになった事・・
今まで、あまり褒めてこなかったな・・と思ったら、
ドンドンと褒めてあげて良いと思います。

でも、
褒めると犬が調子に乗って言う事を聞かなくなりそう
褒めると媚を売っているようでイライラする
褒めるとなんだか負けた気がする
と言う飼い主さんも居るかもしれませんが、
それは、飼い主さんが他者との関係性を
「勝ち負け」や「上下」で見てしまっており、
その結果、自分に対して自信を失ってしまっている為、
犬を褒める事ができなくなってしまっているのかもしれません?

犬との関係性を「上下」や「勝ち負け」だけで考えている場合、
その根底にあるのは「比較」や「対立」であり、
それでは、犬との良好な関係性は作れない気がします。

でも、どうしてそう言う思考になってしまうのか?と言うと、
自分自身に対する満たされない気持ちだったりする事は多いそうですので、
犬だけではなく、自分に対しても
「できて当たり前」だとは思わないようにしてみる・・
と言う事も大切ではないかと思います。(^▼^)ノ
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