落ち着きのある子が良い子?

 2016-04-16
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犬の「良い」と「悪い」を判断する基準として、
「落ち着きがあるか?ないか?」
と言うのもあると思います。

散歩中、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり・・
と落ち着きがないと、
飼い主さんも歩きづらくて「もうっ!」となってしまったりもしますが、
それは「色々な事に興味がある」と言う事かもしれませんし、
逆に匂い嗅ぎもせず、周りの人や犬に興味も示さず、
前だけ見て真っすぐ歩いている犬は、
確かに「落ち着きがある」ように見える事もありますが、
実は心の中では凄く「不安」を感じている場合もありますから、
行動だけで「良い」とか「悪い」を判断するのではなく、
何に興味を持ち、何に興味を持たないか?
何が楽しくて、何に不安を感じているのか?
と言う部分を観察してあげるのが良いのではないかと思います。

また、「落ち着きがない」と思われる子でも、
早く落ち着かせようと注意したりするばかりではなく、
犬が興味を持ったものを一緒に興味を持ってあげたり、
犬が不安や恐怖を感じて落ち着けていない場合は、
その場で落ち着かせようとするのではなく、
少し場所を移動してあげつつ、
おやつをあげてみたり、
「大丈夫だよ」と声をかけてあげたり、
大丈夫だと言う事を教えてあげる為に、
少し離れた場所から見せてあげたりと、
サポートしてあげるのが良いと思います。

また、
「一回、大丈夫だったから、もう大丈夫」とか、
「一回、言ってダメだったから、もうできない」
と思うのではなく、折に触れて何度も教えてあげつつ、
できるようになるまで待ってあげるようにする。

草花を育てる時も早く伸ばそうと指で芽を引っ張ったり、
肥料ばかりを与えてもダメで、
良い土と肥料と水をあげたら、
あとは待っているだけですよね?
犬を育てる時も同じで、
「良い土」と「肥料」と「水」をあげたら、
あとは「見守る」だけで良いと思います。

ちなみに「良い土」とは「良い環境作り」の事です。
良い結果で終わらせてあげられるように、
犬に与えるハードルの高さを調整してあげる・・
そして、「肥料」は「心の栄養分」・・
犬が自分で自分の事が好きになれるように・・
「飼い主さんに愛されている」と言う実感を
持たせてあげられるように、
褒めて、認めて、共感して
「自己肯定感」や「自尊感情」を育ててあげる・・
最後の「水」は「褒める」です。
水は少なくても、与えすぎてもダメで
草花の状態を見ながら調整しますが、
「褒める」も同じで、
犬の状態を見ながら「褒める」で自信を与え、、、
あとは「見守る」ようにしてあげるのが良いと思います。

つまり、「犬を育てる」と言っても、
「すぐにできるようにさせなければ」とか
「すぐに言う事を聞けるようにさせなければ」と、
結果を焦るのではなく、
繰り返し教えるようにはするけれど、
「いつまでにできるようにならなければいけない」
と言う事は考えずには待ってあげる事によって、
飼い主さんの心に「落ち着き」が出てくると思いますし、
飼い主さんが落ち着く事によって、
犬もまた、少しずつ「落ち着き」が
芽生えてくるのではないかと思います。(^▼^)ノ
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