ルールは一方的に与えられるものではない

 2016-04-03
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犬同士のコミュニケーションが上手くいかない子と言うのは、
犬同士のコミュニケーション経験が少なく、
ルールが分からない・・我慢ができない事により、
喧嘩になってしまったり、
仲間外れにされてしまう事は多かったりします。

しかし、そうして自分の犬が喧嘩をしたり、
仲間外れにされてしまったりすると、
飼い主さんとしては、そうした姿を見るのが嫌で、
犬に会わせる前に「ルール」や「我慢」ができる子にしようと、
厳しいトレーニングを始めてしまう事は多いですが、
犬からしてみれば、
「どうして厳しいトレーニングをしなければならないのか?」
が分からず、反抗的になったり、
あるいは、「ルール」や「我慢」はできるようになったものの、
いざ、他の犬とコミュニケーションをさせようと思った時、
積極的が失われてしまっている・・
と言う事もありますから注意が必要です。

勿論、「ルール」や「我慢」は大切です。
でも、それは、犬自身が「ルールを守ったほうが良い」とか
「我慢をした方が良い」と理解し、
自らすすんで「そうした方が良い」と
思えるように導く事が大切であって、
「ルール」や「我慢」を押し付けてしまうのは
ちょっと違うのではないかと思います。

まぁ、人間だって、
「ルール」や「我慢」を押し付けられ、
「枠からはみ出してはいけない」と強制されれば、
窮屈で反発が出ると思いますし、
型にはめようとする人間に対して、
不信感を抱くようになってしまうと思います・・・

また、大人になると「自己中心的は悪い事」・・
と決め付けてしまう傾向が強くなりがちですが、
きちんと「甘え」を受け入れて貰っているからこそ、
相手の「甘え」も受け入れられるようになる・・

つまり、「自分はこう思う」と言う自分なりの考え方があり、
それを、ある程度、受け入れて貰えているからこそ
他者の「こう思う」とぶつかった時も
その摩擦の中から「相手は自分と違う考えを持っている」と言う事や、
自分の意見を伝えたり、相手の意見を受け入れると言う
「すり合わせ」ができるようになる・・
本当の意味で、お互いの為の「ルール」を学び、
お互いの為の「我慢」を覚えて行くのではないかと思いますが、
これが、最初から「良い子」に育てようとして、
「ルール」と「我慢」で押さえ込んでしまうと、
「自分は我慢ばかりさせられている」と言う気持ちが強くなり、
相手の意見を受け入れる心の余裕が持てなかったり、
「黙って言う事を聞いていれば良いんでしょ」と言う、
被害者意識が強くなって、
「お互いの為」と言う発想ができなくなったりしますので、
注意が必要だそうです。

また、「自己中心的」と思われてしまう大人ほど、
実は子供の頃、凄く我慢をさせられてきていたり、
あるいは、自分勝手な行動をさせて貰えなかった・・
と言う事は多かったりするみたいですから、
「ルール」や「我慢」は大切ですが、
それは、自分や犬を縛る為の「重し」ではなく、
自分と犬にとって「心地よい」と思える生活を作る為に、
自分の意見をきちんと犬に伝え、
犬の気持ちをきちんと受け入れつつ
一緒に作っていくもの・・
と考えてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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