「分からない」から大変そう

 2016-03-16
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犬も子犬の頃は知識も経験もありませんので、
本当に分からない事だらけ・・
飼い主さんとしても
「分からないんだな」と言う気持ちで犬の事を見たり、
サポートをしてあげる事は多いと思いますが、
犬も2~3歳になってきて、それなりに知識や経験を得てくると、
「本当に分からなくて判断ができない事」
「分かるけど、やりたくない事」
「分からないけど、やってみたい事」
「分からないし、やりたくない事」
と言う風に考える事は多いと思います。

しかし、飼い主さんは仔犬の頃の記憶のまま、
「きっと分からないんだな」と言う対応をし続けてしまい、
「判断ができない事」は、いつまでも判断ができず、
「分かるけど、やりたくない事」は、いつまでも、できないまま・・
「分からないけど、やってみたい事」は、やらせて貰えず、
「分からないし、やりたくない事」でパニックになったり・・

ある意味、犬が「分からない」と思ってしまうのは、
飼い主さんもまた「分からないから」かもしれませんし、
犬に対して「分かるように教えてあげよう」
と言う方向には向かわないのは、
「教える」と言うやり方がよく分からないから・・
かもしれません?

「教える」と言う事は意外と教わりません・・
よく分からないし、面倒だし、時間もかかりそうだし、
結果に結びつくかどうかも確実じゃないし・・
と、「目指すべきゴール」と「そこに至るまでのコスト」を考え、
「コスト」の方が高くなりそうなので、
とりあえず、移動したり、抱き上げたり、おやつで釣ったりしていれば、
問題は回避できるし、コストも安くて済むのでそれで良い・・
となってしまう事は多いと思います。

しかし、小さなコストと言っても、
これから先、何年も続けて行くと考えると、
総量は凄く高い「コスト」になると思いますし、
この先も小さなコストで問題が解決できるとは限りませんから、
どこかで、根本的な解決を考えてみるのも良いのではないかと思います。

では、教える為にはどうしたら良いか?と言いますと、
基本的には「ゴール」を設定し、
現在の状況を客観的に設定し、
そこに至るまでの道筋を考えてみる・・

例えば「犬が他の犬や人に吠えてしまう・・」と言う場合、
ゴールは「犬や人を見ても吠えない」になると思います。

その次に現在の状況・・
人や犬がどのくらい近づいたら吠えるのか?
とか、
「吠えるケース」と「吠えないケース」を観察し、
「どうして吠えているのか?」を客観的に分析する。

そうして「吠える理由」が明確になれば、
「犬が吠えていない時」や「吠えなくても大丈夫な状況」を
増やしてあげれば良いだけですので、
吠えた時に叱るのではなく、
吠えていない時に「沢山、褒める」ようにするのが良いと思います。

そして、大切な事は、犬が犬を見ても吠えなかった時・・
1~2秒でも我慢ができたら、その時にすかさず褒めて、
おやつを与える事です。

犬が1~2秒、我慢ができたのに、
飼い主さんが褒めたり、おやつを与えたりするのに手間取って、
何十秒もかかっていたのでは、
犬の良い部分にタイミングよく褒める事はできませんので、
犬が良いと思えた時はすかさず「肯定」の言葉やおやつを与える・・
「即時フィードバック」を心がけてみるのが良いと思います。

最初は犬の事を観察したり、
すかさず、褒めたりオヤツを与える事に疲れてしまうかもしれませんが、
それは、これまで、そうした「思考の習慣」がなかったからなので、
逆に「思考の習慣」として定着してしまえば、
今度は考えなくても、犬の事を常に客観的に観察し、
瞬間的に「褒める」と「褒めない」の判断をして、
「声かけ」や「オヤツ」が出せるようになったり、
あるいは「声かけだけ」と「おやつだけ」、
「両方与える」「両方、与えない」の判断が
できるようになると思いますので、
習慣化されるまでの最初のコストは高く感じるものの、
先々の事を考えたらお得だと思いますので、
まずは実際に少しずつやってみる・・
と言うのが良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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