認識について考えてみる

 2016-02-08
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犬が自分に対して吠えた時・・・
「自分に何か言いたい事があるのかな?」と、
犬の気持ちを知ろうとする飼い主さんも居れば、
「自分に対して挑戦していると」と、
対抗意識を燃やしてしまう飼い主さんも居たりします。

勿論、それまでの過程やその時の状況など、
色々な要素があるとは思いますが、
同じ物事が起きたとしても
それをどう捉えるか?考えるか?は人によって違いますし、
それによって「快」と「不快」に影響を与えるとしたら、
物事の判断は客観的な事実や出来事だけではなく、
その時にどう考え、判断するか?によって決まる・・
とも言えると思いますので
なるべくなら嫌な記憶と結び付けず・・、
悪い方に考えるようにはしない方が良いと思います。

ただ、実際はその時にどう考え?判断するか?と言うのは
「思考の習慣」が強く影響し、ある意味で「連想」・・
「自動思考」によって、悲観的で絶望的にとらえたり
自分の価値を低めたりしてしまう・・
と言う事も多いみたいです。

そうして物事の解釈を歪めて考え、判断してしまう事を
「認知のゆがみ」と言うそうですが、
「認知のゆがみ」にはどのようなものがあるか?と言いますと・・

(1)「全か無か?思考」
殆どの物事やできごとは「白か黒か」の
二者択一では決められませんが、
全ての事を正しいか?正しくないか?
100点か?0点か?で判断しようとしてしまうと、
完璧主義に陥ってしまい、
少しの間違いや失敗も目をつぶる事ができず、
自信を失ってしまう事も多いみたいです。

(2)「過度の一般化」
何か1つ、嫌な事があっただけなのに、
「いつもこう」とか「うまくいった事がない」など、
悪い方、悪い方へと考え、
否定的な思考サイクルになるので、
気持ちが落ち込んで行き、
なかなか、回復できなくなってしまう

(3)「心のフィルター」
「悪いできごと」にとらわれ過ぎてしまい、
他の事が考えられなくなる・・
良い事があっても、それを見ようとしない為、
否定的な思考に支配されてしまう

(4)「拡大解釈と過小評価」
自分の悪い部分・・失敗などを必要以上に考え、
「自分はダメだ」と思い込む一方で、
自分の良い部分や成功例などは過小評価してしまう・・
それにより、自分の中のマイナスはより増幅され、
自分の中のプラスは縮小・・抑制されてしまう

(5)「感情的決めつけ」
気分が良いか?悪いか?
楽しいか?楽しくないか?
物事の基準や判断を自分の感情で決めてしまう

(6)「マイナス化思考」
自分にとって良い事もどちらとも言えない事も、
全て悪い方向へと捻じ曲げて解釈してしまう・・

(7)「結論の飛躍」
思い込みや固定観念や不確かな理由を元にして、
現実とはかけ離れた悲観的な結論を出してしまう

(8)「すべき思考」
「~するべき」とか「~するべきでない」の2択で考え、
それに無理やり自分を合わせようとしてしまう為、
うまく行かなかった場合、自分を嫌いになったり、
否定的な気分に陥ったりする

(9)「レッテル貼り」
失敗した時に「自分はダメ」とか「自分は無力だ」と、
自分に否定的なレッテルを貼ってしまう傾向が強く、
自分の感情にとらわれ、冷静な判断ができなくなる

(10)「個人化」
トラブルが起きた時、自分に責任がない事でも、
「自分が悪い」と自分のせいにしてしまう・・
自分とは関係のない悪い出来事や他人の行為に対しても
「自分がもう少し努力していれば」と、
自分が悪いと考えてしまう・・

など、良い事も普通の事も歪めて理解し、
その考えにとらわれてしまうと違う選択肢が思い浮かべられず、
ドンドンと悪い方、悪い方へと考えが向かってしまう事は多いそうです。

当人からしてみれば、絶望的な状況に感じられるかもしれませんが、
それは、主観による影響が強いからだと思いますので、
物事の見方を変え、認知の仕方を変えれば、
物事の解釈も変化する・・

もし「自分は被害者意識が強いかも?」と感じたのなら、
「認知のゆがみ」をチェックしてみるのも良いそうです。

まぁ、とは言え「認知のゆがみ」は多かれ、少なかれ、
誰しもが持っているモノですから、
そこまで心配する事はないと思います。
ただ、自分の考えに支配され、
一人で暴走してしまう事で犬が置いてけぼりになり、
その結果、心の距離が離れてしまう・・と言う事も多いですから、
時々、立ち止まって、自分の考えや判断を自問自答したり・・
自分の考え方の癖を意識してみると言うのも、
犬と一緒に暮らす上で大切ではないかと思います。(^▼^)ノ
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