愛情争奪戦

 2016-01-22
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人間のきょうだいの場合
親はどの子も同じように愛情を注いで育てようとしますが、
どうしても、無意識のうちに差をつけてしまう事は多いみたいです。

「母親と姉だけで内緒話をして
 色々な事を勝手に決めてしまう」とか、
「「お姉ちゃんななだから我慢しなさい」と
 弟だけ好きなものを買って貰っている」など、
きょうだい間の愛情争奪戦で
「負けた」と感じてしまう子が出てきてしまったり・・

勿論、親にそうした自覚はなく、
「お姉ちゃんだから」とか「弟だから」と、
価値観や先入観でそうしているだけに過ぎないと思いますが、
それが続くと、愛情争奪戦で「負けた」と感じた子は、
「私は愛されていない」とか「家族の中で必要のない存在なんだ」と、
劣等感を抱えたまま大きくなってしまう事も
あるそうですから注意が必要です。

しかし、それは人間のきょうだい間だけではなく、
犬の多頭飼いでも起こり得る事です。
「吠える子」と「吠えない子」が居たら
吠えない子ばかりを可愛がってしまったり、
あるいは「飼い主さんにべったりな子」と
「そうではない子」が居たら、
自分にべったりな子を優先させてしまったり・・と、
飼い主さんは意識せず、平等に接しているつもりでも、
そうして愛情争奪戦の格差をつける事で
「行動に問題がある子」がますます問題を起こすようになる・・
と言う事もありますから注意が必要です。

しかし、もっと大きな問題としては、
意識的にしろ、無意識にしろ、
「自分の思い通りの子」にしたいが為に
格差をつけてしまう・・と言う事だと思います。

つまり、「吠えないから愛情を与える」とか
「自分を愛してくれるから愛情を与える」と言うのは
「条件付けの愛情」なので、
実は愛情を貰えている子の方もまた、
「無条件の愛情」だとは感じていないので、
「寂しさを抱えている」と言う事も多かったりするそうです。

では、そうならない為にはどうしたら良いか?と言いますと、
自分の無意識の行動を指摘してくれるような存在を持つ・・
と言うのも良いのではないかと思います。

今の時代、犬も室内飼いがメインですし、
他人に迷惑をかけるような事がなければ、
犬を育てる事に対して誰かに何かを言われる事も無く、
自由に育てる事ができます。
「命を育てる」と言う不安との戦いの中、
誰かに批判や批評をされるのは凄く辛かったりしますので、
それは良い面だとは思いますが、、
反面、自分の過ちに気づかないまま育ててしまう・・
と言う事もあり得ますので注意が必要ですし、
だからこそ、自分に「気づき」を与えてくれるような・・
そんな存在を持つようにしてみる事も大切みたいです。

それは、自分の親かもしれませんし、
犬友達かもしれないし、トレーナーさんかもしれませんが、
厳しいだけの存在だと辛くなりますので、
基本的には犬を育てる事が楽しくなるような・・
先の見えない不安を抱えがちな飼い主さんの
心の負担を軽くしてくれるような存在を
作るようにしてみるのも良いと思いますし、
そうして自分の気持ちと時間に余裕が持てるようになったのなら、
「いつも平等に」だけではなく、
一対一の時間を作って愛情争奪戦をしなくても・・
する必要も無いぐらいの愛情を与えてあげるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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