集団の中で「もまめる」と言う事の大切さ

 2016-01-21
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「喧嘩は悪い事だから誰とでも仲良く」と、
犬同士がちょっとでも吠えあったりすると、
すぐに止めようとしてしまう飼い主さんは多いです。

まぁ、世間一般的にも「喧嘩=悪い事」と言う風潮は強いですし、
相手の飼い主さんの手前、その辺は仕方がない事かもしれませんが、
実際問題として、人間だって社会生活において誰とでも仲良く、
トラブルを起こさない・・なんて事はあり得ません。

こちらが普通にしていても、
妬み、そねみ、ひがみ、やっかみ、勘違い・・など、
誤解やネガティブな考えから悪意を持たれてしまう事もありますし、
それすらも「自分が悪い」としてしまうと、
「誰とも喧嘩をしないようにする為には
 誰とも深い関係性を作らないようにしなければならない」と、、
”誰とでも仲良くする為に誰とも仲良くならない”と言う
本末転倒な結論になってしまう事もありますから注意が必要だと思います。

まぁ、飼い主さんからしてみれば、
自分の犬が「嫌われてしまう」のが心配だったり、
自分の承認欲求を満たす為に
「誰とでも仲良くできる子」を求めてしまう事もあるかもしれませんが、
その結果、犬もまた相手を拒否する「嫌だ」が言えなくなり、
「喧嘩をしないようにする為に誰ともかかわらない」
と言う子になってしまう事は多いです。

まぁ、そう言う子は問題を起こさないので
「良い子ですね」と言われる事は多かったりしますが、
実際問題として、誰にも心を開かず・・・
コミュニケーションが未熟なまま、
他者とのかかわりに不安を感じて
目立たないように静かにしている子・・と言うのが、
幸せに楽しく暮らせるか?と言うと疑問ですし、
それよりはコミュニケーションスキルを高めてあげるようにし、
喧嘩を未然に防げるようにしてあげたり、
犬同士のトラブルを仲裁できたりするような
コミュニケーションスキルの高い・・
他者とのかかわりを楽しめる子にしてあげる方が良いのではないかと思います。

では、その為にはどうしたら良いか?と言いますと、
犬同士の関わり合いの場を沢山、作ってあげ、
喧嘩と仲直りの経験を繰り返させてあげるのが良いそうです。

ーとは言え、ケガをするような喧嘩をしろと言う事ではなく、
「ワンワンワンワン」と吠えあうぐらいの喧嘩なら
”飼い主は介入しない”と決め、強い決意で見守る事も大切だと思います。

勿論、飼い主さんとの関係性も大切です。
でも、人間の親が同い年の子供同士の遊びの楽しさを教えてはあげられないように、
犬もまた、犬同士の遊びの楽しさは犬同士の中でしか学べないので、
飼い主さんがどんなに愛情を与え、
沢山の知識や経験を学ばせてあげようと思っても、
その全てを教えてあげる事はできないのだと考え、
集団の中で「もまれる」と言う経験を
させてあげるようにしてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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