ご褒美は最初の手段

 2016-01-20
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自分の犬に「して欲しい事」を教えたい時、
褒めたり、励ましたりするのは良いけど、
オヤツをあげるのはちょっと・・と、
「食べ物」と言う「報酬」を使う事に
疑問を感じる飼い主さんも多いみたいです。

それは、ご褒美を「賄賂」のように考えてしまうからかもしれませんが、
「賄賂」とは、相手の判断を誤らせ、堕落させる為に使うものなので、
犬の判断を誤らせたり、堕落させる意図がない限り、
ご褒美は「賄賂」には当てはまらないと思います。

ーとは言え、オヤツをご褒美として用いると、
ご褒美がないと動かない子になる・・・
と心配される飼い主さんが多いのも事実です。

でも、それは、ご褒美を見せて言う事を聞いて貰おう・・
としてしまっているからかもしれません?、

「食べ物」と言う「報酬」をそうして使ってしまうと、
犬は「ご褒美」と言う「メリット」と
「行動」と言う「コスト」を天秤にかけ、
「コストよりもメリットの方が高い」と感じた時だけ
動くようになってしまう・・
だから、オヤツをグレードアップさせていかないと、
言う事を聞かない犬になってしまうのではないかと思います。

ですからその行動が「楽しい」と思えるように導き、
そのサポートとして「オヤツ」を使う・・
と言うのが良いと思います。

多くの犬は「楽しい事」には目がないです。
「オヤツの為に」は外的な動機ですが、
「その行動自体が楽しい」と言うのは内的な動機です。
オヤツは飽きてくると
「身体を動かす」と言うコストが段々と高くなりますが、
「その行動が楽しい」となれば、
逆にコストは段々と低くなるので、
オヤツは変える必要がないですし、
最終的にはオヤツ自体、必要がなくなる事は多いです。

しかし、そうは言っても、最初からそうはいきません・・・
「この行動をすれば楽しい事があるよ」と飼い主さんは分かっていても、
犬はそんな事、知りも分かりもしませんから、
最初は「オヤツ」と言う分かりやすいメリットを提示して、
行動とメリットを関連付けてあげる必要があるそうです。

ドッグランに行ったらアジリティーグッズが置いてあったので
犬にやらせてみようと思ったら、
ちょっとの高さしかないハードルが飛び越えられない・・
何にも怖くないトンネルをくぐる事ができない・・
なんて事もあったりしますが、
それは、犬がまだ「楽しい」とか
「大丈夫だった」と言う経験をしていないからなので、
「これができたらおやつをあげる」と
提示したハードルを越えた時の報酬として用いるのではなく、
最初の手段・・きっかけとして
「おやつ」を用いるようにしてみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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