与えられ過ぎた犬

 2015-12-27
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自分の犬を幸せに育ててあげたいと望む飼い主さんは多いと思いますが、
そもそも「幸せ」とは何なのでしょう?

その答えは、飼い主さんぞれぞれで違うかもしれませんが、
「幸せとはこうであるべき」としてしまうと、
それ以外の「幸せ」が「不幸」に感じてしまうかもしれませんし、
「幸せを与えよう」とか「幸せにしてあげるのが飼い主の務め」と思ってしまうと、
逆に犬を不幸にしてしまう事もあるそうですから注意が必要だそうです。

犬の幸せの為、飼い主さんは犬の望みを叶えようと努力しますが、
人間もそうだと思いますが、10の望みが叶えば、
今度はそれでは満足しなくなり、その倍の望みを持つようになり、
それが叶わないと「不幸せ」だと感じてしまう事はあると思います。

そうして親が子供の幸せの為に欲求を満たしてあげようすると、
子供はドンドンと欲求が強く・・大きくなり、
今度は自分の思い通りにならないと不幸だと感じるようになるし、
親もまた、欲深く・・親の努力や気持ちを理解しない子供に対し、
イライラを感じてしまう・・

実際、飼い主さんから「与えられ過ぎた犬」の方が大きなストレスを抱えていたり、
飼い主さんとの関係性が希薄だったりする事は多かったりしますが、
その理由としては、
欲しいと思ったものがようやく手に入った時に喜びを感じるが
欲しいものがなんでもすぐに手に入ってしまうと喜びを感じないから・・・
だから、沢山、与えて貰っても嬉しくはないし、
与えられるのが当たり前だと思うから、
飼い主さんへの感謝の気持ちも失われ、
関係性が希薄になってしまうのかもしれません?

「甘やかす事」と「愛情」を与える事は違います。
だから飼い主さんが、
「愛情とは犬の望みをなんでも叶えてあげる事」だと思っていると、
逆に犬は喜びも感謝も知らない・・
「愛情不足」の子になってしまうかもしれませんから、
必要に応じて犬の望みに制限をかけるようにしてみる・・・
「幸せ」は与えられるものではなく、
内側からあふれてくる気持ちだと思いますから、
逆に言うと、飼い主さんが犬の望みを叶えてあげられなかったとしても、
犬の心が愛情と幸せで満たされているのなら、
自分は不幸だ・・と、惨めな気持ちにはならないと思います。

勿論、今まで犬の事を甘やかしてきてしまったとしたら、
しばらくは思い通りにならない事で
「自分は不幸だ」とアピールするかもしれません?

でも、自分の思い通りにならないとしても、
「あなたは決して、不幸でも惨めでもない」と、
笑顔とやさしさ、楽しい遊びを通して伝え、
「心の交流」を大切にしてみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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