頑張らない方が良い事がある?

 2015-12-22
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犬が怖がっていたり
落ち込んでいたりすると、
「可哀想だから」と、つい、犬の喜びそうな事を
なんでもしてあげてしまう事は多いと思います。

勿論、それも大切な事だとは思いますが、
そればかりでは「嫌な事があって落ち込んだ方が良い事がある」と、
間違った覚えてしまう・・
考えるようになってしてしまう事もあるかもしれませんので注意が必要です。

飼い主さんだって子供の頃に覚えがあると思いますが、
いつもは怖いお母さんが、泣いている時だけ優しくしてくれたり、
あるいは「お腹が痛い」とか「熱がある」と言うと、
自分の事を凄く心配してくれて、沢山、見て話しかけてくれる・・
さらに「学校を休んで良い」とまで言ってくれたりすると、
そんなに悲しくはなくても泣いて悲しいと言う気持ちを表現したり、
元気が無いそぶりをしたり、調子が悪い様子を見せたりして
気を引こうとしてしまう事はあったのではないかと思います。

一般的には元気で健康な方が良いし、喜ばれますが、
そんな風に病気である事にメリットを感じたり、
嫌な事から逃げる為・・
避ける為に病気を手放せなくなってしまう事を
心理学では「疾病利得(しっぺいりとく)」と言うそうです。

勿論、そんな事ばかりを言っていると、
親も段々と信じてくれなくなり、
逆に怒られたりして、メリットがデメリットになってしまって、
段々とやらなくなりますが、
子供だけではなく、お年寄りだって
「調子が悪い」と言う事で娘や孫がちょくちょく顔を見せにきてくれたり、
近所の人が話を聞いてくれたり・・・と、
寂しい気持ちを満たす為に「心配はかけたくない」とは思いつつも、
「調子が悪い」と言ってしまう事はあるのではないかと思います。

しかし、中には「自分は病気だから」と告げる事で、
自分に注目を集めようとしたり、
相手に責められそうになった時、
「自分は病気だから」と言う事で相手に何も言わせなくする・・
自分への攻撃を逸らす為、
自分の優位性をアピールする為に「病気」を用いたり、
病気が治ったら嫌な事をしなくてはならなくなる・・
頑張らなくてはならなくなり、
嫌な思い・・辛い思いをし、
それを乗り越えなければならなくなるかもしれないから、
病気を治す努力をしない・・
病気を手放せない・・と言う人も居るそうです。

勿論、そうした行動を「甘え」と決めつけ、
厳しく追い詰めてしまうのは違うと思いますので、
どうして「病気」に頼らなくてはいけなくなってしまったのか?
そう言う所から考えて行ってあげる事も大切ではないかと思います。

まぁ、犬はそこまでは考えられませんが、
自分のメリットの為に病気のフリや落ち込んだフリをする事は多いです。

多くの飼い主さんがそれに気づかず、
「自分が何とかしてあげなければ」と、
犬の為に色々としてあげてしまう事で
結局、犬も前向きに頑張るよりも
頑張らないで怖がっていた方が飼い主さんが守ってくれて、
優しくしてくれるから頑張らない方が良いと思ってしまう・・

「”何もできない”と言う方がメリットがある」と考え、
飼い主さんの優しさが「頑張らない犬」にさせてしまう事もあったりしますから
ある程度は、そうした犬の気持ちを汲み取ってあげつつも、
「そればかりではダメだよ」と教えてあげる事も
大切ではないかと思います。(^▼^)ノ
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