育て方も進化する

 2015-10-07
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最近は共働きをしている夫婦の方が多くなってきているそうですが、
そうなるとおじいちゃん、おばあちゃんの
子育てサポートが心強く感じられるそうです。

ただ、おじいちゃん、おばあちゃん世代の子育ての常識と
今の子育ての常識は大きく異なる場合も多い為、
トラブルが起きたり、悪気はないものの、
間違った常識を教えられてしまう・・
と言う事などもありますので、
今と昔の常識の違いを学び、
今の時代と合わないものならば理由を説明し、
歩み寄りをはかる・・と言う事も大切ではないかと思います。

ちなみに昔と今の子育ての常識の違いと言うと、
典型的なのが「抱き癖」で、
昔は「抱き癖がつくから赤ちゃんが泣いても抱っこをしない」
と言うのが主流だったみたいです。

これは、昭和30年頃に育児書のベストセラーだった
「スポック博士の育児書」に書かれていた事で、
「赤ちゃんが泣く度に要求に応えていると、
 何かあると、すぐに泣くような子になる」
とか、
「しっかりと泣かせた方が肺が強くなるから」
と言う理由からだそうですが
今では、この説はスポック博士自身も否定しており、
古い常識とされているそうですが、
日本ではまだまだ、この説を信じている人が多い・・
と言うのが難しい所みたいです。

また、赤ちゃんの「離乳準備食」として
「果汁を与える」と言うのも古い常識だそうです。

そもそも、離乳準備食として果汁を与えたのは、
「粉ミルク」が販売されたばかりの頃の話で、
当時の粉ミルクの成分は牛乳に近く、
鉄分やビタミンCが不足してしまう為、
それを補う為に果汁を用いた・・と言う理由だそうです。
だから、今の時代、母乳や粉ミルクだけで充分ですし、
果汁を与える事で糖分の取り過ぎになってしまったり、
逆に母乳や粉ミルクを飲む量が減って、
本当に必要な栄養素の不足してしまう・
と言う事もあるそうですし、
胃粘膜が未熟な時期に与える事で
アレルギーを起こす事もあるそうですから注意が必要ですね。
ちなみにアメリカでは
生後六か月前に果汁を与える事は禁止されているそうです。

それから「新生児に白湯」と言う常識もあるそうですが、
今では「必要がない」とされているそうです。
これも白湯や麦茶などを与える事で赤ちゃんのお腹が膨れ、
母乳や粉ミルクなど、本当に必要な栄養素が取れない・・
と言う事もあるそうですし、
他にも昔は「日光浴が良い」とされていましたが、
今は日光浴によるメリットよりも
皮膚の弱い赤ちゃんに対する紫外線のダメージの方が高く、
日光にはなるべく当てないようにする・・
とされている事もあるそうです。

そんな風に研究の進化によって
子育ての常識や内容が変わる事は当然だと思いますが、
それに比べると、
「飼い主は犬のリーダーにならなければなめられる」
と言う考え方は、今から20年以上前に
欧米から日本に持ち込まれた科学的根拠の無い俗説だと言われているものの、
今だに改訂される事もなく、
常識として新書の発売がされ続けているのですから、
飼い主さんも与えられた情報を鵜呑みにするだけではなく、
学び、選択する意識を持つ事も大切ではないかと思います。

まぁ、個人的には昔の犬育ては犬を褒めず・・
犬との関係に距離を置いて、
上下の格差をつける事を求められましたが、
「言う事を聞いたら愛情を与える」と言う
「見返り」を基準とした愛情表現で犬をコントロールするのって、
もし、自分が犬の立場だったら嫌だな・・と思うので、
今はもう、そうした育て方をやりたいとは思いません。

犬と目が合ったら微笑んで「そうだね」と声をかけ、
「うちに来てくれてありがとう」と言う「無条件の愛情」を基準にし、
結果ではなく過程を大切にして、
犬の好奇心や感受性を育てて行くようにしたい・・

ーとは言え、自分も親から昔ながらの子育て法で育ったので、
昔は犬が言う事を聞けば「それが当然」として褒めず、
言う事を聞かなければ叱る・・
と言う感じで自分が飼いたいように飼うような
自己中心的な育て方をしてしまっていました。

でも、それしか知らないのですから仕方が無い・・・
とは言え、そうではない育て方を知ってしまった以上、
「仕方が無い」で済ませてしまったら、
きっと、自分の犬もまた、同じように愛情を知らず、
自己中心的で他者に愛情を与えられない子になってしまうと思ったので、
育て方について学ぶ事はとても大切だと思いましたし、
その為にも自分が親から受けた育てられ方を思い出し、
良い所は真似して、悪い所はあらためるようにする事が大切だと思いました。

勿論、親の時代は今のように簡単に情報が手に入るわけでもなく、
自分が親から受けた子育て法を元に手探りで育ててくれたのだとは思いますので
「愛情」と言う基本部分は変わらぬまま、
その表現方法だけは今の時代に合った最新の方法で
育てて行ってあげたいと思います。(^▼^)ノ
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