全くの別人になる必要は無い

 2015-09-30
DSC01238.jpg

犬とステキな関係性を作っている犬と飼い主さんを見ると、
「あんな飼い主さんみたいになりたい」と考え、
「もっとこうならなければ・・」と自分自身の変化を意識し、
気負いすぎてしまう飼い主さんは多いですが、
そうして、望めば望むほど、その人と自分との差・・
違いばかりが目に付いて落ち込んでしまったりする事は多いと思います。

人間、そんなにすぐに変われるものではありませんし、
そもそも「人が変わる」と言っても、
全く違う別人になるわけではなく、
自分の中にもともとあった要素を強めたり、
弱めたりするぐらいしかできないのではないかと思います。

勿論、今、現在、犬を育てる事がうまく行っていない時は、
飼い主さんが全く変わらなくても良い・・
と言う事でもないとは思いますが、
別人になるのではなく、ほんの少しだけ考え方を変えてみる・・
犬への接し方・・対応をちょっとだけ変えてみる・・
と言うぐらいからはじめてみるのも良いのではないかと思います。

では、具体的に何をどう変えたら良いか?と言いますと、
「ああしなければ」とか「こうでなければ」と言う考え方を止めてみる・・

「ああしなければ」とか「こうでなければ」と考えなくする事で、
まず、飼い主さんのイライラがなくなりますし、
犬に対する注意や叱り、文句の言葉がなくなり、
犬も気持ちが落ち着きますし、
飼い主さんも心に余裕が生まれるので、
自分の犬がどうしてそう言う事をしてしまうのか?
と言う部分に気持ちが行くようになるのではないかと思います。

犬の行動だけを見て、止めようとするだけだと、
単なる対処法になってその問題行動が止められても、
今度はまた違う問題行動をしだす事は多いですが、
その行動の裏にある「どうして?」と言う部分を
考えてあげられるようになると、
根本的な解決にも繋がりますし、犬も
「飼い主さんが自分の事を理解してくれようとしてくれている」
と分かるので、段々と気持ちを寄せてくれるようになり、
お互いの関係性が良くなって行く事は多いです。

勿論、そうは言っても難しいとは思いますが、
「ああしなければ」とか「こうでなければ」と言うのは、
対人関係から生まれる事は多いですので、
まずは心に余裕が持てる、人の少ない場所にお散歩に行ってみる・・
と言うのも良いと思います。

ダイエットでもなんでもそうだと思いますが、
急激な変化を望むと、心や身体に大きな負担がかかり、
結局、長く続かなかったり、
リバウンドが出て、かえって悪くなってしまったりする事も多いですし、
犬のしつけでも「たった数分で・・」みたいな広告もありますが、
その中には、大きな音で犬を脅したり・・と、
犬の心に大きな負担をかけてしまう方法などもあったりして、
音に対する恐怖・・人間に対する不信感・・など、
問題行動よりも大きな問題が生まれてしまう事もありますので、
心や身体に負担をかけないようにする為にも、
少ない負荷で焦らずに少しずつ、少しずつ・・
今の生活にほんのちょっとだけ変化を組み込むような・・
「習慣の力」を取り入れた長期的な展望で考えて行くのが、
犬の為にも飼い主さんの為にも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
カテゴリ : トラックバック(-) コメント(-)
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫