自分で自分の間違いや足りない所に気づくのは難しい

 2015-09-03
DSC00532.jpg

先日、
「いつまで経ってもダンスが上達しない生徒の共通点「◯◯が高い」
【キッズ編】 | マツケンBLOG」
と言う記事がTwitterで回ってきたので読んでみました。

記事を読んでいる間、
「親に言われた事だけしてきたから
 自分で考えて行動する発想力と行動力がないのかな?」とか、
頑張ろうとすると「そんな事しなくていいわよ」と、
努力する事を親に奪われてきてしまったからかな?
などと考えていましたが、
そんな風に実力と比べて自己評価が高く、
「上手でもないのに上から目線でアドバイスをしてくる・・」
と言う人はダンスだけではなく、
あらゆる所に居ると思います。

そもそもにおいて、
人間の「自己評価」と言うのは、
「客観評価」に比べて高くなる傾向があるそうです。
「あなたの生活スタイルは他者と比べてどうですか?」
と言われれば、「まぁ、平均以上」だと答える人は多く、
自分の「プラス面」を過大評価し「マイナス面」を過小評価する事を
心理学用語で「平均以上効果」と言うそうです。

そして、「主観」と「客観」の評価のギャップは、
大体、20%ぐらいだと言われているそうですが
女性と比べると男性の方が
自分を過大評価する事は多いみたいです。

しかし、「客観評価」があるスポーツの世界において、
「自己評価が高い」と言うのは、
逆に言うと「自己評価」を高くしなければならない理由・・
「心理的なストレス」があるからではないかと思います。

例えば、親の期待が高く、
「優秀でなければならない」と周りからも・・
自分自身でもそう思って自分を追いつめてしまっていると、
「客観評価」と言う現実は動かせないので、
自分で自分の評価を高くするしかなくなる・・
期待で追い込まれ、自分の中の自信も失われ・・
「もう、これ以上、自分の評価を自分で下げられない・・」
「下げてしまうと心が潰れてしまう・・」となった時、
人は自分で自分の評価を高くするしかなくなってしまうそうです。

よく、自分のミスを指摘されると逆ギレする人を
「プライドの高い人」と言いますが、
本当に自信のある人は自分のミスを素直に受け入れる事ができる・・
自分を変える勇気を持てる人だそうですから、
ミスを受け入れられない・・
自分の非を責められると攻撃的になってしまう・・
と言う人は、プライドが高いのではなく、
自分自身に対する自信がなく、
精神的に追い込まれている場合もありますので、
なるべく追い込むような事はしない方が良いかもしれません?

また、人の悪口ばかり言っている人も同じです。
人の悪口や揚げ足ばかりを取ろうとする人は、
一見、優秀に見える事もありますが、
人の悪口や評価ばかりを言うのは自分に対する自信がなく、
自分に対する「客観評価」と言う現実は動かせないので、
自分の事は棚に上げて周りの人の悪口や陰口を言う事で
周りの人の評価を下げようとしている・・
あるいは、周りの評価を下げる事で
自分の評価を上げようとする事は多いみたいですので、
子供の自己採点の点数が異常に高い場合、
その子を責めるよりも
親や周りの大人が子供に対して期待をし過ぎてはいないか?
「ありのままのその子」で居る事を否定してしまってはいないか?と、
環境や接し方の見直しをしてあげる事が大切ではないかと思います。

では、「自己評価」と「客観評価」の差を縮める・・
自分自身に対する評価と他人が持つ自分に対する評価の差を
どうやって埋めれば良いか?と言いますと、
色々な人と沢山、お話をする事が大切みたいです。

犬の行動の問題で悩む飼い主さんの中にも、
「自己評価」を著しく下げてしまっている人は多いです。
「うちの子はこんなに問題だらけだからどこにも連れて行けない」と、
人に会わないように家と近所のお散歩だけしか行かない・・
と言う飼い主さんは、是非とも勇気を出して
他の飼い主さんとお話をして欲しいと思います。

また、自分一人で犬の行動の問題の解決に
取り組んでおられる飼い主さんは立派だと思いますが、
是非、信用できるトレーナーさんの所で
他の飼い主さんと一緒に学んでみる事もオススメしたいと思います。

なぜなら、自分で自分の間違いや足りない所に気づくのは難しいですし、
自分の中の間違った先入観や固定観念・・
「こうでなければ」とか「こうであるべき」と言う呪縛も
トレーナーさんや他の飼い主さんとお話をし、
沢山のやり取りをする中で重荷が取れ、
自由になって行く事は多いですし、
ミスをしたり、恥をかいたりする事もあるかもしれませんが、
犬の心を育てる事は競争でも勝ち負けでもありませんし、
知らない事を知らないと言う事は恥ずかしい事ではないと思います。

もし、知らない事を「そんな事も知らないの?」と言う人が居たら、
その人は自分自身に自信がなく、
劣等感が強まってしまっているのかもしれません・・、
だから常に相手が自分よりも下で自分が上になる状況を待っており、
「ここぞ」とばかりに上から目線でバカにして、
自分の優越感を高めようとしているのかも?
でも、「勝ち負け」や「上限関係」の罠にはハマらないようにし、
「自分にもそう言う面があるから気を付けよう」と、
他者を通して自分の気づきとするのが良いと思います。

犬のお世話をせず、他の飼い主さんとも関わらないパパさんは、
自分の犬に対して「うちの子は何の問題もない」と
「高い自己採点」を与えてしまっている事は多いです。
それが「しつけなんてする必要はない」となって、
頑張ろうとするママさんの足を引っ張ってしまう事もあったりしますが、
でも、それこそ、他者や世の中と関わらないから・・
他の犬を見ず、他の飼い主さんとお話しをしないので、
「自己評価」と「客観評価」の差が
大きく開いてしまっている為だと思いますけど、
そのままだと犬の「自己評価」と「客観評価」の差も開き、
吠えまくっても「自分は何も問題はない」と周りを気にしない子・・
飼い主さんの言う事も聞かない子になってしまう事も多いですので、
まずは、信頼できるトレーナーさんの所で他の飼い主さんと一緒に学び、
自分と犬について色々と聞いてみる・・
と言うのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
カテゴリ : トラックバック(-) コメント(-)
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫