誰でも自信はなくて当たり前

 2015-08-10
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自分が子供の頃、
「○○ちゃんは勉強ができるのに・・」とか
「みんなはしっかりしているのにあなたは・・」と、
他の子と比較されて叱られた事が嫌だったにも関らず、
自分が「飼い主」と言う立場になったら、つい、
「他の子はみんな静かで良い子にしているのにウチの犬だけ・・」とか
「他の子はみんな仲良く楽しそうに遊んでいるのにウチの犬だけ・・」と、
他の子と比べて自分の犬に「ダメ出し」を
してしまっている事もあるのではないかと思います。

でも、「犬を育てる」と言う事は、
他の犬や他の飼い主さんとの競争ではなく、
自分と自分の犬との問題であり、
「より良い関係性」を目指して
前だけ見て歩いて行けば良い・・・

勿論、行動に問題を持つ犬は居ます。
「吠えたら止まらない」とか
「自分の行きたい方向に歩く事ばかりで協調性がない」など、
飼い主さんとしては困る行動かもしれませんが、
でも、だからと言って、
そうした子達が実際に他の子達よりも劣っているか?と言うとそんな事はなく、
単に「コミュニケーションの仕方が分からない」と言うだけだったり、
「して良い事」と「してはいけない事」を
教わっていないだけだったりする事は多いですし、
そうした部分があったとしても、
少しサポートをしてあげれば、
行動の問題がなくなって行く事も多いですから大丈夫です。

でも、犬の行動に問題が起きた時、
「どうしたら良いか?」が分からない・・・
自分が選んだ選択肢が正しいかどうか?と、
先の見えない不安を感じてしまうと
どうしても他者と比較したくなる事はあると思います。
でも、多くの場合、飼い主さんが自分の犬に対して
「劣っている」と思うから「劣っている」ように見えるだけ・・
そうして、自分の犬を「劣っている」と思ってしまう事で、
自分の犬の「ダメな部分」ばかりが気になってしまいますし、
「自分の犬が劣っているのは自分が劣っているから」と思ってしまうと、
「劣っている」と言う不安や劣等感を解消する為に
犬の気持ちが考えられなくなってしまったり、
「こうであるべき」を犬に押し付けてしまい、
「自己中心的な犬育て」になってしまう事もありますから注意が必要です。

ちなみに「自分が他者よりも劣っている」と言う
感覚や認識は誰にでもあるものだそうです。
小さい時は相手の心の奥深くを考えられる程、脳が発達していませんので、
どうしても自己中心的になりがちです。
「自分だけが知っている」とか「自分だけが分かっている」など、
「自分は凄い」とか「自分が望めばどんな職業にでもなれる」と言う
「万能感」が強かったですが、
9~10歳ぐらいになると自分の「気持ち」や「考え」を基準にして、
「相手の気持ち」や「考え」を推測できるようになる・・
そうなると途端に「自分だけが知っているわけではない」とか
「自分の他にも凄い人は沢山、居る」と言う事が想像できるようになり、
「万能感」は失われて「自分は何者でもない」と言う劣等感が強まるのだそうです。

しかし、最初は「自分が何者でもない」と言う事実が受け入れられず、
ーかと言って「自分が他者よりも優れていると言う部分」も見つけられない時、
「自分は○○の生まれ変わり」とか「自分は幽霊が見える」とか
「妖精や動物とお話ができる」など、いわゆる、「中二病」的発言・・
オカルト系に走って「自分は特別な存在」だと思う事で、
心が成長し「何者でもない自分」を受け入れられるようになるまで、
心のバランスを保とうとしているのではないかと思うのですが、
まぁ、それは置いておいて、
「挫折を知らない人間は居ない」と言いますが、
「心が成長する」と言う事は、
「何者でもない自分」と直面しなければならない・・
と言う事かもしれません

でも、逆に心が成長する事で「引き出し」も多くなりますから、
「この知識なら自信がある」とか
「このスキルなら他人に教えられる」など、
自分の得意な事を見つけ、
複数の視点から自分の事を見てあげると、
「自分もそんなに悪くはないな」と思えるものだそうですし、

それは、自分の犬に対しても同じで、
「自分の犬が劣っている」と思うから
「劣っている部分」ばかりが見えてしまうと言うのなら、
他の犬と比べて悪い所ばかりを探すのではなく、
自分の子の良い所・・
得意な所を見つけてあげる事で
「自分の子も凄いな」と思えるようになると思いますし、
そうして、自分の犬の良い所・・
得意な所をドンドンと探し、
それを増やしてあげるようにしてあげるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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