主観と客観のスイッチを意識してみる

 2015-08-07
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犬の行動だけを見て判断するのではなく、
犬の心を育てようと、アドバイスを受けながら
犬との接し方を変えてみた所、
最初はすごく上手く行っていたのに、
途中から犬が言う事を聞かなくなってきてしまった・・
やるべき事をやらなくなってしまった・・
と言う事も多いです。

それまで犬の事をあまり見ていなかったり、
叱ってばかりで褒めてこなかったりすると、
犬は見て貰える・・褒めて貰える・・
と言うだけで嬉しくなって積極的に行動するようになり、
表情もイキイキとして来る事は多いです。

飼い主さんは叱ってばかりなので、
少し、心を閉ざして感情表現をしないようになっていた・・
勝手に判断して行動すると怒られるので、
積極的に行動するのも止めていたのが、
感情表現をしても叱られない・・
積極的に行動しても怒られない・・
と分かってくると、
少しずつ飼い主さんに対して感情を表現してくる・・
気持ちを伝えるようになってくる・・
つまり、自分の中の本音を見せてきてくれるようになる事は多いです。

それは「心を開いてきてくれた」と言う事ですから、
とても望ましく・・喜ばしい事だと思うのですが、
本音の中には「嫌だ」とか「やりたくない」と言う気持ちもあり、
そうした部分も素直に表現してくれるようになると、
飼い主さんとしては、どうしても、
そうした部分が「悪い行動」にしか見えず、
「褒めたから調子に乗った!」とか
「甘やかしたから言う事を聞かなくなった!」と、
以前のような指示や命令、叱りで
犬の行動をコントロールするやり方に戻ってしまう・・
と言う事も多いです。

犬の表情を比べてみれば、
以前よりも「イキイキ」と「楽しそう」にしていると思うのですが、
ついつい、行動だけを見て「ダメ」だと判断してしまう・・
どうしても「できない」と言う部分にとらわれて視野が狭くなってしまい、
「できるようになった部分」や
「できるようになってきている部分」が見えなくなり、
犬を育てる事が「楽しい」よりも
「辛い」と感じてしまう事が多いとしたら、
それは、「主観的に見るスイッチ」と「客観的に見るスイッチ」が
うまく切り替えられていないから・・かもしれません?

人間は物事やできごとに対して、
「アソシエーション(結合)」と
「ディソシエーション(分離)」の
二つの立場から見ているそうです。
「アソシエーション(結合)」とは「主観的」・・・
自分の事として物事を見て、
「 ディソシエーション(分離)」とは「客観的」・・
他人事として物事をとらえる・・
だそうですが、物事がうまく行かない時、
ついつい、視野が狭くなってしまうのは、
問題が起きた時に「自分が悪い」と自分を責めたり、
「自分の問題」だと一人で悩んだりしてしまうからかもしれません?
逆に楽しい時や嬉しい時・・
犬を育てる事がうまく行っている時ほど客観的に・・
自分と犬との関係性を他人事のように
冷静に見てしまっていると、
どうしても「楽しい部分」よりも「辛い部分」の方が
大きくなってしまいますから注意が必要です。

ですから、犬との関係性が楽しい・・
うまく行っている時ほど、ありのままの気持ちで
とことん、楽しむようにする・・
そして、うまく行かない時・・
「辛いな~」とか「大変だな~」と思う時ほど、
冷静に客観的に・・ 一歩、引いた状態から、
「どうしてうまく行かないのか?」を分析してみるのが良いと思います。

そうして、問題を客観的な視点から見直す事で、
気持ちが楽になって視野が広がって行くと思いますし、
今まで見えなかった要因が見えてくる事もあると思います。

勿論、真面目で責任感が強く、
問題を一人で抱え込んでしまいやすい飼い主さん程、
「分かっていてもできない・・」と思われるかもしれませんが、
少しずつ、意識して「スイッチ」を切り替える練習をしてみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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