良い飼い主?悪い飼い主?

 2015-08-01
02DSC00434.jpg

犬を育てる時・・
どう言う時に褒めて、どう言う時に叱れば良いか?
その「基準」の判断が難しい時もありますが、
その選択の参考にしているのは何か?と言いますと、
実は自分が親から受けた
「子育て」だったりする事は多いのではないかと思います。

最近は「毒親」などと言うキーワードを聞く事も増えてきましたが、
自分の親は「良い親」だったのか?
それとも「悪い親」だったのか?
教師やコーチとは違い、
自分の「親」を「他の誰か」と比較する事はありませんので、
「良い」とか「悪い」と言う事すら考えた事もないとは思いますが、
自分で犬を育てる事となった時、
「自分の親の子育ての仕方」しか知らなかったりすると、
自分が犬を育てる時の選択肢の幅が狭まってしまいかねない為、
「育て方」と言う事について考え、
勉強する事は大切ではないかと思います。

また、「毒親」に注意する一方で、
「良い親」と言うイメージにも注意が必要です。
「良い親」とは、一歩下がって家族を見守り、
自分の気持ちや考えを主張せず、
子供の気持ちを優先する「自己犠牲」的な
「聖母」と言うイメージもあるかもしれませんが、
そうした「良い親」のイメージが強すぎる余り、
社会全体が、
母親が仕事をするとダメ・・
子供を他人に預けるとダメ・・
と言う風潮になってしまっている感じもしますし、
そうした風潮は犬の飼い主さんにも影響を与え、
飼い主さんが犬を置いて仕事に行く事を可哀想に思ったり、
犬を預ける事に罪悪感を感じたり・・・と、
「犬の為に・・」と「自己犠牲」をする事が
「良い飼い主」と言うイメージを持ってしまうとすると、
「良い飼い主」を目指せば目指すほど、
「自分の悪い部分」が見えてしまって自己嫌悪に陥ったり、
自信を失ったりしてしまう・・
と言う事もあったりしますので注意が必要です。

それと、「悪い飼い主」のイメージとして、
犬の虐待や放棄をする人・・
残虐非道で理解しがたい飼い主が起こす・・
と考えてしまう事も注意が必要だと思います。

犬の虐待や放棄は「特別な人」が起こす事ではなく、
むしろ、どんな飼い主さんもいくつかの要因が重なり、
追い詰められたら、虐待や放棄につながる可能性がある・・
と言う事を考えてみる事も大切だそうです。

犬を飼う事や育てる事に対し、
家族の理解や協力が得られずに孤立し・・
否定されてばかりで精神的に追い詰められている・・
あるいは、犬を育てる事に対する知識や経験不足と
飼い主さん自身の自信の無さ・・
自分の存在に対する不安・・など、
環境的・・精神的に追い込まれ、
サポートしてくれる人・・
守ってくれる存在がなければ、
誰でもどうなるか分からない・・
と言う事は考えておくべきかもしれません?

でも、だからこそ、知識や経験を積み、
信頼できる楽しい犬友達を作り、
自分で考え、選択し、行動する事を続けて、
自分自身の「生きる力」を育てるようにする事も
大切ではないかと思います。

「良い飼い主」とか「悪い飼い主」と言う評価を気にして、
自分を見失ってしまうのは危険です・・
他人の意見や評価はそれなりに尊重すべきですが、
必ずしも正しいとは限りませんので、
最終的には自分で判断し、自分で行動を決める・・・
自分の「良い部分」も「ダメな部分」も認め
「ありのまま」の自分を受け止める事が、
「ありのまま」の犬の姿を肯定してあげる事に
つながるのではないかと思います。(^▼^)ノ
カテゴリ : トラックバック(-) コメント(-)
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫