「評価」を含んだ関係性

 2015-07-24
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お外で「フリスビー」や「ボールレトリーブ」などをしている時、
飼い主さんは、あまり大げさに「凄い!」とか「エライ!!」などと声をかけたり、
犬を喜ばせようと「美味しすぎるオヤツ」を用いたりはしない方が
良い場合もあるそうです。

勿論、最初は犬も「フリスビー」や「ボールレトリーブ」の楽しさを知りませんから、
「褒め」や「おやつ」を用いて「フリスビー」や「ボールレトリーブ」の
動きやルールを教えてあげる必要はあると思います。
でも、犬が理解し、その行動自体に楽しさを見出したのなら、
飼い主さんの「声がけ」が犬の集中力を削いでしまったり、
オヤツが気になって、一緒に遊ぶ事に対する興味を失わせてしまう・・
と言う事もあるそうですから注意が必要です。

でも、だからと言って、無言になったり、
おやつを一切、使わない・・と言うような極端な話では無く、
犬が「もっとやりたい」と楽しそうに飼い主さんの顔を覗き込んできたのなら、
「そうだね!じゃあ、もう一回、やろうか?」と笑顔で話しかけてあげたり、
ナイスな動きだったり、
行動に気合が入っているようなら「オヤツ」をあげたりして、
「頑張っている」事に対し、
共感や肯定の気持ちを示してあげるのも良いと思います。

「フリスビーができた」とか「ボールを上手くキャッチできた」など、
目標を達成したり、上手くできた時は犬も嬉しいらしく、
飼い主さんや周りに居る飼い主さんの顔を自信満々の表情で見る事もありますが、
その時にしっかりと目が合う・・
声をかけて、喜んでくれる飼い主さんや周りの人が居る事で、
犬は自分の行動と結果を強く「意味づけ」し、
「自分はやった!」とか「自分にもできた」など、
「自己肯定感」を育ててあげる事につながって行くのではないかと思います。

ただし、「エライ」とか「スゴイ」と言ったり、
行動に対して「オヤツ」を与えるのは、
ある意味、「犬に対する評価」の1つです。

なので、気をつけないと犬は飼い主さんの評価を気にして、
飼い主さんの望む行動ばかりをするようになる事もありますし、
「評価(おやつ)」に対する依存が強くなり、
飼い主さんの「愛情」ではなく、
「オヤツ」と言う「評価」にしか興味を持たなくなる・・
と言う事も多いですので、
「褒め」や「オヤツ」は大切ですが、
「褒め」や「オヤツ」を用いた
「評価」で犬をコントロールしようとしてばかりいると、
簡単に「犬との心の交流」が
上手く行かなくなってしまう事もありますから注意が必要です。

犬の行動を一番に考えるか?
心の交流を一番に考えるか?
「何を大事に育てたいか?」と言う部分は飼い主さんによって違うと思いますが、
「評価」がなくても行動自体を楽しんでくれるように・・
飼い主さんと犬の間が「評価」を含んだ上下の関係ではなく、
「ありがとう」と言う気持ちでつながりあえる「横の関係」になれるように・・
「褒め」や「おやつ」を用いた「評価」について、
もう一度、考えてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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