「可哀想」が結果的には「甘やかし」に・・

 2015-07-18
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保護犬の預かりの時、
犬が吠えるなど問題行動を起こしても・・
ふてくされたり、ごはんを食べなかったり、
ハウスに入ったまま出なくても要求に応えずにいると、
犬も少しずつ「このままではダメかも?」と考えて、
今まではとは違ったやり方を試して来る事は多いです。

勿論、人間側のそうした対応は、
犬の健康状態に問題がない事が大前提ですが、
健康なのに、そうした行動をする場合、
今まで、そう言う行動をしてきた事で自分の思い通りになってきた・・
そうした行動をした方がメリットが高かった・・
と言う事が原因である事は多いです。

犬は自分の行動と結果を覚えています。
ふてくされたり、ごはんを食べなかったり、
ハウスから出てこなかったりすると、
飼い主さんが心配して色々としてくれるので、
犬は学習して、何度も何度も同じ事を繰り返しますし、
徐々に自信を持って、そうした行動するようになってくる・・・

そんな風に飼い主さんが「根負け」してしまう事が、
結果として「甘やかし」につながってしまう事も
ありますので注意が必要ですし、
犬のワガママな行動・・自己中心的な考え方を改善する為には、
まず、犬と飼い主さんとの関係性の中で、
「交渉」のやり方を学んで貰う必要もあるのではないかと思います。

「おやつが欲しいと飼い主さんに吠える」
「おもちゃが欲しいと飼い主さんを噛む」
それは、間違った要求の仕方ですから、
そうした行動には付き合わず、
「どうしたら良いか?」を考えさせる・・・

ーとは言っても、最初は「正解」が分かりませんから、
日常の生活の中で「コマンド」を使ったコミュニケーションを
5分で良いので一日に何回か繰り返し、
きちんと飼い主さんの言う事を聞けたらおやつが貰える・・
などの良い事があると教えてあげる・・

犬に対して「条件を出す」と言うと可哀想なようですが、
飼い主さんがなんでもかんでも犬の言う事を聞いてあげてしまう事で、
犬が他の人や犬に対しても「何でも自分の思う通りにしてくれる」と、
間違えて覚えてしまう事の方が可哀想な気がしますので、
交渉や関係性作りの練習を何度もし、
一方的に要求を出すだけではダメだと教えつつ、
飼い主さんも一方的に要求をする事は控え、
双方向のコミュニケーションを心がけてあげるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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