独り善がりなしつけに注意する

 2015-07-15
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「犬のしつけ」を始めたばかりの頃は、
「やる気」もみなぎっていますし、
「できるようにさせなければ・・」と、
ついつい、力んでしまう事も多いと思います。

ただ、気をつけなければならないのは、個人競技ではありませんので、
飼い主さんばかりが先に進もうとした結果、
犬がおいてけぼりになって飼い主さんとの気持ちや心が離れてしまったり、
ついてこられない犬に対して怒りを感じてしまったり・・
と言う事もあるかもしれませんが、
もし、そうだとしたら、
それは、飼い主さんの中の「こうであるべき」とか
「こうでなければ」と言う気持ちが暴走してしまっているかもしれませんので、
もう一度、「なんの為のしつけなのか?」を
思い返してみるのも良いのではないかと思います。

「しつけ」と言うと「犬をしつける」とか「犬に教える」など、
「犬を変える」と言うイメージが強いですが、
実際は飼い主さん自身も犬への接し方や考え方を見つめ直す必要性はあると思います。

「犬が吠えたから」と言って、いちいち、リアクションをしてしまう飼い主さんは、
リアクションをしないように気をつけたり、
指示や命令ばかりの飼い主さんは、
指示や命令を控えて「褒める事」を意識したり・・
そうして、これまでと逆のやり方をする事で、
片寄った犬への接し方がフラットに戻り、
犬の行動の問題も減って行くのではないかと思います。

しかし、今まで当たり前のようにしてきた事を変えると言うのは、
なかなか、大変です・・・
知識や経験がある分、イライラしてしまう事も多かったり・・
また、犬の行動で悩んでいると、
「すぐにでも結果を出して安心したい・・」と思ってしまう事もあるかと思いますが、
結果を焦るあまり、空き缶を投げて脅かしたり、
体罰など、痛みを与える方法を使って短時間で急激な変化を起こそうとすると、
一時的には良くなったかのように見えても、
後で強いリバウンドが来て、
もっと激しい行動の問題を起すようになってしまう事も多いですから、
時間はかかるかもしれませんが、
徐々に生活習慣や考え方を変えて行く方が
犬にも飼い主さんにも負担は少ないのではないかと思います。

飼い主さんの「しつけ目標」が達成されたとしても、
犬が不安と恐怖から社会や他者に対して何の興味を無くしてしまったり、
誰ともコミュニケーションを持とうとせず、
暗い顔をして不安そうにしていたら、
それは一体、誰の為の・・
何の為のしつけなのか?と考えてしまいますので、
犬だけを変えようとするのではなく、
一緒に学び、成長して行けるように
考えてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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