コマンドコミュニケーションを考えてみる

 2015-07-10
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犬との関係性がイマイチで、
犬からの信用や信頼が薄い気がする・・
と言う悩みを持つ飼い主さんも意外と多かったりします。

そう言う時、「オテ」や「オスワリ」などのコマンドを教えてみるなど
「コマンドコミュニケーション」を積極的に行うのも良かったりします。

しかし、犬との関係性を養うのに指示や命令をしたら逆効果ではないか?
どうして、信用や信頼を得る為に「コマンドコミュニケーション」が必要なのか?
と疑問に思われる飼い主さんも多いと思いますが、
「オテ」や「オスワリ」など、新しい事を犬に教える時は、
「どこが分からないのか?」とか「どう教えたら分かりやすいか?」と、
よく犬の事を観察する必要がありますし、
少しでも良い行動をした時は、すぐに褒める・・
オヤツなどを与えて「正解だよ」と言う「フィードバック」を返す事で、
飼い主さんと犬との関係性は良くなって行くと思います。

飼い主さんは自分が考え、段階を踏んで教えて行った内容について、
犬が着実に上達して行く様子を見て嬉しく、楽しくなって来るでしょうし、
犬側としても、自分の事を飼い主さんがしっかりと見てくれ、
共感し、応援してくれれば嬉しく、楽しく思うでしょうから、
「コマンドコミュニケーション」をする事により、
教える側と教わる側の間に信頼や信用が育って行く・・・
勿論、そうした事は「コマンドコミュニケーション」に限りませんが、
人間だって、自分の事に関心を持ってしっかりと見てくれ、
失敗したり、間違ったりしても叱られないし、
「できる」とか「できない」と言う結果で判断せず、
自分と言う存在をきちんと肯定し、尊重してくれる人が居れば、
嬉しいし、頑張ろうと思うでしょうから、
何をするにしろ、きちんと犬の事を見て、尊重する気持ちを持ち、
楽しく行う事が大切ではないかと思います。

しかし、注意しなければならないのは、
「コマンドコミュニケーション」を楽しむつもりが
すぐに「できる」とか「できない」と言う結果にこだわってしまい、
結果としてコミュニケーションがつまらなくなって、
犬との関係性が悪くなってしまう・・と言う事も多いですし、
飼い主さんの教えるプランに無理があり、
次に跳ばせたいハードルの設定が高すぎたり、
あるいは、褒めたり、オヤツを与えるなど「正解」を示さない・・
「フィードバックを返さない」事で犬が迷ってしまい、
信用や信頼を失ってしまう・・と言う事もありますし、
そうなると、飼い主さんは「犬が悪い」と考え、
犬は「飼い主さんの教え方が悪い」となって、
コミュニケーションをしようと思えば思うほど、
関係性が悪くなってしまう・・と言う事もありますので、
「コマンドコミュニケーション」を行う時は、
「スモールステップ」と「即時フィードバック」の原則を思い出し、
「犬にとって無理なハードルを立てていないか?」
あるいは「優しすぎる課題を出していないか?」
「きちんと犬の事を見て、すぐにフィードバックを出せているか?」
などを思い出してみるのも良いそうです。

犬との関係性がイマイチで、犬からの信用や信頼が薄い気がする・・
と言う場合、意外と犬に対して叱ってばかりでコマンドなどは何も教えていない・・
と言う事も多かったりします。
そこには、他者に迷惑をかけないように教えるのが「しつけ」であり、
「コマンド」などは「芸」だから、教える必要が無い・・と言う事なのかもしれませんが、
「叱ってばかり」では犬も段々と飼い主さんの話を
聞こうとしてくれなくなりますし、
逆に「自由、自由・・」と「コマンドをさせるなんて可哀想」と言う感じでも、
犬は自分本位になりがちで「飼い主さんの話を聞く」と言う習慣が
身につかない事も多いですので、
「コマンドコミュニケーション」をゲーム感覚で楽しく行う事で、
「飼い主さんとのコミュニケーションは楽しい!」とか
「飼い主さんの話を聞くと良い事がある!」
と犬に思って貰えるようになれば、それが良いと思いますし、
そうした、日々の積み重ねが、「叱る」と言う必要がある時に、
きちんと犬に聞いて貰える関係性につながって行くのではないかと思います。(^▼^)ノ
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