「なぜ、やらないのか?」が分からない

 2015-07-01
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犬のトレーニングやアジリティーなどは「犬のしつけ」にもなりますし、
「楽しそうだから・・」と、友達を誘ってはじめてみたい!
と思われている飼い主さんも多いのではないかと思います。

最初は先生やみんなが褒めてくれて、応援してくれて、
楽しい雰囲気で犬も飼い主さんも喜んでいたけれど、
しばらくすると「このぐらいはできないと・・」
と言う雰囲気が伝わってきたり・・・
誰かに言われたわけではないけれど、
そうした雰囲気を感じて焦り・・・
楽しかった練習が辛く、苦しいものになってしまう・・
と言う事もあったりするみたいです。

そうなると犬も段々とやりたがらなくなり、
言う事を聞かなくなるので、叱ったり、なだめたりして
なんとか練習だけは続けさせようとする・・

「犬が嫌がるから・・」と、練習をやめてしまえばサボり癖がついて、
「嫌な事はやらなくて良い」と勘違いしてしまうのではないか?
と、つい、厳しい態度で接してしまう事もあるかもしれませんが、
そんな風に楽しいハズの練習が辛く、苦しいものになり、
トレーニングの時間になると犬が嫌がるようになってしまうとしたら、
それは、ちょっと違うのではないかと思います。

「練習」と言うとついつい、「質よりも量」と言う感じで少しでも長く・・
沢山、練習をさせれば上達する・・
と考えてしまいがちですが、
嫌々、練習しても身にはならない事の方が多いですし、
練習よりも大切な事はあるのではないかと思います。

人間の子供も小さい時から塾や習い事に通い、
友達と遊ぶ時間を削った結果、
思春期になって色々な悩みが出てきた時、
それを相談する友達が居なかったり、
勉強や習い事ばかりをしてきたので友達の作り方が分からない・・
子供社会のルールも分からない為、勉強以外の事で凄く苦労をしてしまう・・
と言う事もあるそうです。

でも、それは、犬も同じで、
仔犬の頃、当然のように起こる自我と自我のぶつかりをさせず、
「問題を起こさないように・・」
「問題を起こさせないように・・」と犬にトレーニングばかりをさせた結果、
飼い主さんの指示や命令は聞けるけど友達の作り方が分からない・・・
犬同士のルールも分からなくて苦労をしてしまう・・
と言う事も多いですから、
犬のトレーニングは犬の生活スタイルの中で、
飼い主さんとの暮らしやお散歩中や他の犬とのコミュニケーションなど、
トータル的な学びと経験の中から無理の無い範囲で
行うようにするのが良いと思いますし、
「練習を嫌がるからと練習を止めてしまったら
 嫌な事はしない犬になるのでは?」と考えるのではなく、
「どうして犬が嫌がるのか?」とか
「どうしたら練習が好きになってくれるか?」と、
犬の気持ちや立場で考えてあげるのが良いと思いますし、
指導者にありがちですが、
「できる」し「分かっている」と言う自分を基準にして、
「分からない飼い主さん」や
「できない飼い主さん」の気持ちが分からない・・
分かろうとしない先生も居ますので、
「これぐらいはできないと・・」とか
「できて当たり前」と言う先生ではなく、
分からない犬や飼い主さんを基準に考え、
できない犬や飼い主さんの気持ちを理解し、
教えてくれるような先生を探してみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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