愛情の絆

 2015-06-24
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飼い主さんの犬に対する愛情表現は様々です。

犬の要求はなるべくかなえてあげるようにしたり、
逆に犬が嫌な想いをしないようにと厳しくしつけをしたり・・・
犬の為に高級な服を買ってあげたり、
一緒に趣味を楽しんだり、
動物病院に行ってこまめに健康チェックをしたり・・

しかし、飼い主さんがどんなに愛情を注いでいたとしても、
「愛情を受けている」と犬自身が感じられなければ、
犬も「自分は愛されている」とは思わず、
自分自身に対して自信を持てない為に
飼い主さんは勿論、他者や社会に対して
不信感を抱くようになって、
飼い主さんが呼んでも無視をする・・
他の犬と仲良くできない・・
他の犬に興味を示さない・・
と言う事もあったりしますので、
飼い主さんが「犬と暮らして楽しい」と思う事は大切ですが、
「犬が飼い主さんの家に来て良かった」と思って貰えるような接し方・・
育て方を心がけてあげる事も重要だと思います。

ちなみに人間の子育てに
「アタッチメント(早期愛着関係)」と言う言葉があるそうです。
「アタッチメント」とは、赤ちゃんと親との愛情の絆・・・
基本的な信頼関係の事を言うそうです。

未熟な状態で産まれてくる人間の赤ちゃんは、
誰かが面倒を見てあげなければ生きて行けません・・
授乳やオムツ変えに抱っこ・・・
子育ては大変だと言いますが、
泣いたり、暴れたり・・
そうした子供のアプローチに対して、
きちんと応え続けてあげる事によって
赤ちゃんは人間に対する基本的な信頼感・・
「自分は大切な存在」だとか
「価値のある存在」と言う
「自己肯定感」が育まれ、
それが、その後の対人関係や社会性・・
想像力や感受性、学習能力・・
人を許せるか許せないか?
などの判断基準に影響を与える事もあるのだそうです。

それは、犬を育てる時も同じだと思います。
犬に対して基本的なお世話をし、
犬からのアプローチに応え続ける事により、
人間に対する基本的な信頼感が育って行く・・
勿論、犬の要求に応えてばかりいては、
「ワガママが通って当たり前」だと
勘違いしてしまう犬になってしまう事もありますが、
少なくとも子犬の頃は「しつけ」よりも沢山の愛情を与え、
基本的な信頼関係を育てて行くようにした方が、
多少、ワガママに育っても「自己肯定感」が育っているので、
子犬の頃から「しつけ中心」で育てた犬よりも
社会的・・心理学的な問題を抱える事は少ない場合が多いと思います。

ですから、しつけ本や周りの声を気にして
自分の犬を変えようとするばかりではなく、
目の前の自分の犬を見て、
「他の犬と同じでなくて当たり前」
「他の犬と違っていても、この子が大好き」
と言う気持ちをストレートに言葉や行動で表現してあげつつ、
「トレーニングの方法」や「しつけのやり方」よりも
「愛情の絆」について考えてみるのも
良いのではないかと思います(^▼^)ノ
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