根拠のある自信と根拠のない自信

 2015-06-23
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「うちの犬は臆病で自信がない・・」
と悩まれる飼い主さんは多いと思いますが、
「自信」と言っても、
「存在に対する自信」と
「スキルに対する自信」の2種類がありますので注意が必要です。

しかし、一般的には犬に対して「スキルに対する自信」を育て、
身につけさせてあげたいと願う飼い主さんは多いと思います。
「オスワリや脚側ができるようになる」とか
「アジリティーで良い成績を残す」など、
犬自身の知識やスキルを上げようと頑張りますが、
犬は「点数」や「成績」と言った概念はなく、
それ自体が楽しいから・・
飼い主さんと一緒に何かをする事が嬉しいから行うだけ・・・
そう言う意味では、犬の為ではありますが、、
飼い主さん自身が「自分のスキルに対する自信」をつける為に
行っている場合も多いのではないかと思います。

ただ、「スキルに対する自信」は努力によって身につける事ができるものの、
負けたり、失敗したり・・
もっと凄い犬や飼い主さんが現れたりすりすると失ってしまう場合も多いです。

それは、他者との比較によって得られた自信だから・・
「優越感」を得られると上昇し、
「劣等感」を感じると下降する「自信」だとしたら、
それは、本当の意味での「自信」にはなり得ないのではないかと思いますので、
犬と飼い主さんが楽しく暮らして行く上で本当に必要な自信は
「存在への自信」ではないかと思います。

他者は他者、自分達は自分達として、
勝ち負けなどの結果に左右されない・・
ありのまま・・そこに居てくれるだけで犬に感謝する・・
そんな気持ちで、犬の存在を尊重してあげるようにすると、
犬の中の「存在に対する自信」も育って行くのではないかと思います。

その為には、
与える愛情に条件をつけないようにする・・
「自分の言う事が聴けたから褒めてあげる」とか、
「良い成績が残せたから良い子」など、
「条件付けの愛情」や「相手をコントロールする為の愛情」
をしないように気をつけてあげる・・

まぁ、ついつい、
「自分の言う事をなんでも素直に聞く犬が良い子」と考え、
自分が思うように・・
自分が望むように犬を変えたい・・
と思ってしまう事もあるかもしれませんが、
飼い主さんがどんなに「指示」や「命令」・・
「叱り」や「脅し」をしたとしても、
最終的には「犬が協力してくれたから」・・
犬が飼い主さんの言う事を聞いてくれたから、
自分の思うように行動してくれた・・
と言う事を忘れてはダメだと思います。

なので、犬をコントロールしようとするのではなく、
犬に協力して貰う様にお願いしてみるのも良いと思いますし
犬がきちんと言う事を聞いてくれたなら、
上から目線で褒めるばかりではなく、
「ありがとう」と言う感謝の言葉を言うようにしてみると、
犬はきちんと自分は尊重され、大切にされていると感じる事ができ、
「自分に対する自信」も育って行ってくれるのではないかと思います。(^▼^)ノ
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