コミュニケーションはスキルよりも気持ち

 2015-06-22
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お散歩中、相手が知らない飼い主さんだったとしても、
笑顔で会釈をされたら、
こちらも自然と笑顔で会釈を返す事は多いと思います。

「笑顔」は人間の重要なコミュニケーションの一つです。
相手に対する好意・・嬉しさ・・楽しさ・・
敵意はありませんよ・・と言う気持ちを表現する時に使いますが、
生まれたばかりの赤ちゃんは笑顔になる事も・・
笑顔に対して笑顔を返す事もありませんから、
「笑顔」は生まれつき身につけているスキルではなく、
後天的な・・
「学習」によって身につけるスキルであると考えられているそうです。

しかし、赤ちゃんも眠っている時などに「フッ」と頬を緩ませて
笑っているかのような表情を見せる事はあるそうです。
これは「生理的微笑」と呼ばれているもので、
「嬉しさ」や「楽しさ」を表現するものではなく、
「心地よい」と感じた時に起きる「反射的なもの」だそうですが、
それを見ている親や周囲の大人は「赤ちゃんが笑った」と喜び、
嬉しくなって「かわいいね」とか「楽しそう」と沢山、話しかける事により、
赤ちゃんも親や周囲の人の表情を見て学習し、
微笑を返す事ができるようになるのだそうです。

そんな風に最初こそ反射による笑顔・・
「生理的微笑」だったものが、周りの笑顔や楽しそうな声を聞き、
真似をする事でコミュニケーションとしての笑顔・・
「社会的微笑」へと変化して行くのは、
生後約3ヶ月頃からだと言われていますが、
親や周囲の大人が赤ちゃんに対して無関心で笑顔も見せず・・
優しい声もかけず、
赤ちゃんが泣いても抱っこをせずに放っておいたりすると、
あまり泣かないし笑わない・・
親や周囲の大人と目線が合わない・・
感情が表に出ない・・いわゆる「サイレントベビー」と呼ばれる
赤ちゃんになってしまう事もあるそうですから「笑顔」はできて当たり前だと思わずに、
沢山、笑顔を見せてあげて、
沢山、楽しいお話をしてあげるのが良いそうです。

これは、犬にも言える事で、
犬も飼い主さんを通して色々な事を学んで行きます。
飼い主さんが笑顔を見せる事で「笑顔」は良い事、嬉しい事だと学び、
飼い主さんが怒った顔を見せる事で、
怒っている時は近寄らない方が良い・・大人しくしていた方が良い・・
と言う事を学びます。

しかし、飼い主さんが無表情だったり、
いつも笑顔で犬の行動を何でも許していたり・・
あるいは、いつもしかめっ面でいたりすると、
犬は表情を読めないし、読む必要が無いと考え、
相手の気持ちを考えずに自分勝手な行動をするようになる事は多いみたいです。

それは他の犬と接する時にも影響し、
相手の犬のボディランゲージが読めないし読まない・・
相手にボディランゲージで自分の気持ちを表現できないし、しない・・
空気が読めず、余計なトラブルを起こしてしまう犬になってしまう事もありますから、
飼い主さんも表情やボディランゲージで自分の気持ちを
しっかりと伝えるようにすると共に
相手の気持ちを知りたい・・
自分の気持ちを伝えたい・・
と思ってくれるような犬になって貰う為に
まずは、飼い主さんが犬の話を良く聞いてあげて、
犬にも分かるように自分の気持ちを伝えてあげるような・・
そんな「双方向のコミュニケーション」を
心がけてあげる事も大切ではないかと思います。(^▼^)ノ
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