多頭飼いの関係性は飼い主さん次第

 2015-06-13
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多頭飼いをはじめる時、
新しく迎える犬は先住犬よりも若く・・
小さい事は多いと思います。
その為、可愛かったり、心配だったり、
物珍しかったりして飼い主さんの視線や関心は
下の子に行きがち・・

先住犬も一人っ子の時は、
飼い主さんの愛情も関心も独り占めしていましたが、
犬が来てからは飼い主さんの愛情と関心が
後から来た犬に奪われてしまった感じがして、
今までしてきた事をしなくなったり、
今までしなかった行動の問題を起こすようになった・・
と言う事は多いです。

ですから、飼い主さんは、
上の子の気持ちを理解してあげる事が大切だそうです。
「お兄ちゃんなんだから・・」とか
「お姉ちゃんなんだから・・」と、
我慢させてばかりではなく、
一対一の時間を作って、
その時は思いっきり甘えさせてあげる・・
と言うのも良いと思います。

では、後から来た犬にとって先住犬はどんな存在か?と言いますと、
上の子は自分よりも大きく・・
飼い主さんとの時間も歴史もかないませんので、
下の子としては、上の子と同じ事をしても絶対に敵わない・・
と思うので、上の子とは違う事をして、
飼い主さんの関心と愛情を引こうと考える事は多いです。

例えば、上の犬が吠えて飼い主さんに叱られているようだったら、
下の子は吠えないようにして、飼い主さんに褒められようとしたり、
上の犬が他の犬や人と仲良くできなかったとしたら、
自分は他の犬や人と仲良くして
「飼い主さんの自慢の子」になろうとしたり・・

実際、上の犬が問題行動を起こすから・・と、
出かける時は下の犬だけ連れて行くと言う飼い主さんも多いですし、
そんなに下の子が可愛がられるなら、
上の子も下の子の真似をすれば良いのに・・
と思ってしまいますが、
上の犬は下の犬が来るまで何もしなくても
飼い主さんの愛情と関心を一身に集めてこられていたので、
下の子の真似をしようと言う発想にならなかったり、
下の子が嫌いなので真似をしたいとも思わなかったり、
あるいは、少しは真似をするものの、
それ以上に下の子が自己主張をしてくるので、
真似る事をあきらめてしまった・・
と言う事もあるのではないかと思います。

ただし、そうした多頭飼いの関係性は、
飼い主さんの接し方の影響も大きく、
どんなに頭数が増えたとしても、
みんな仲良く暮らしている家庭もあれば、
「犬同士の相性が悪いから仲良くできない」と、
頭数を増やしてはみたものの、
結局、みんな仲良くなれない・・
なんて事も多いです。

ちなみに多頭飼いの関係性を
4つのタイプに分けるとしたら、

「調和」・・仲良く遊んだり、譲り合いができる
「対立」・・お互いがライバル関係にあり、常に張り合っている
「専制」・・一方が優位な立場にあり、支配的
「分離」・・お互いに無関心で積極的に関わろうとしない

と言う感じになるのではないかと思います。

「相性」とか「性格」のせいにするのではなく、
一緒に暮らす犬達の自信を育み、
コミュニケーションスキルを高め、
穏やかな環境の中、
犬達の気持ちに目を向けてあげるようにしてみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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