自分の「固定観念」をチェックする

 2015-06-08
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様々な性格の犬が居るように、飼い主さんの中にも
「上昇志向が強い」と言うタイプの飼い主さんも
いらっしゃるのではないかと思います。

「上昇志向が強い」と言うのは
「勉強熱心で色々な事に対して積極的」などの良い面もありますが、
周りが見えなくなって自分本位になりやすかったり、
つい他者と自分を比較して相手を下に見てしまったり、
逆に自信を失ってしまいやすい・・
などのマイナス面が出てしまう事もあるそうですから注意が必要だそうです。

でも、犬を育てている場合、
その「上昇志向の強さ」がどこから来ているか?と言う部分について
考えてみる事も大切ではないかと思います・・・

例えば、小さい頃から親の期待が強く、
あれやこれやと過干渉を受けていると、
子供は「あるがままの自分ではいけない」と言うメッセージを
親から受け取る事になり、
「親の期待通りの子供にならなければならない・・」
「そうでなければ自分には価値がない・・」
と思ってしまう事も多いみたいですから、
もし、自分の上昇志向が「漠然とした不安」から来ていて、
「他者よりも自分の方が上だと思えた時だけ安心感を感じる事ができる・・」
なんて言う場合は、ちょっと自分の固定観念について考えてみるのも
良いかもしれません?

なぜなら、どんなに頑張っても
常に勝ち続けられるワケでも
上の立場で居られるワケでもありませんので、
比較すればする程、
相手よりも自分が劣っている所ばかりを見つけてストレスになったり、
自信を失ってしまいかねないので、
相手とのかかわり方を「上下」で考えるのではなく、
「横」のつながりで考えるようにしてみる方が良いそうです。

また、他者は他者・・自分は自分として、
「自分の価値基準」を他者に求めない・・
他者との比較に求めない・・
と言うのも大切だと思います。

そして、「価値基準を他者との比較に求めない」と言うのは、
犬を育てる時にも重要になり、
自分の犬を他所の犬と比較して評価するのではなく、
「ありのまま」の自分の犬を認め、
比較するなら、過去の自分の犬と現在の自分の犬とを比べ、
良くなっている部分があれば褒めて肯定してあげて、
悪くなっていたら「どうサポートをしてあげたら良いか?」
を考えてあげるのが良いのではないかと思います。

ただし、「褒める事で自分の思い通りの犬にしよう」とか
「自分の言う事を聞いた時だけ見て、褒めて、撫でる」
と言う事をしてしまうと、「褒める」と言う行動が
マイナスに働いてしまう事もありますから注意が必要です。

最近は、「叱る」よりも「褒める」方が良い・・
「”褒めるしつけ”は素晴らしい」と言われる事が多いですが、
褒める事で、飼い主さんが犬を自分の思い通りに
コントロールしようとしてしまう・・
自分の期待通りに犬にしようとして、
犬の「愛されたい」と言う気持ちを利用してしまうとしたら
それは、ちょっと違うのではないかと思います。

犬が自分の望みの行動をした時だけ、
見て、声をかけて、撫でる・・・
そうして、犬が飼い主さんに見て貰えない・・
声をかけてもらえない・・
撫でて貰えないと大きな不安を感じてしまうとしたら、
それは「過干渉」ではないかと思いますし、、
犬が褒められる為に行動し
褒められないと行動しない・・としたら、
それは、
叱りで言う事を聞かせているか?
褒める事で言う事を聞かせているか?
の違いでしかないと思います。

ですから、「褒めるしつけ」が良いワケでも、
素晴らしいワケでもなく、
犬の心を豊かにする為の選択肢の一つとして、
まずは飼い主さんが自分の固定観念を点検し、
自分が「イラッ」とした時は、
その怒りがどこから来ているか?
「こうであるべき」とか「こうするべき」とか
「こうだったらいいな」とか「こうであってくれたら」と言う
「思い込み」や「決め付け」が原因ではないか?と、
自分の感情に目を向ける事も大切ではないかと思いますし、
イラっとした時・・
あるいは、不安に感じた時は、
すでに感情に飲み込まれてしまっている場合も多いですから
普段から自分の感情を恐れずに向き合う事が大切ではないかと思います。(^▼^)ノ
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