「あなたは・・」ではなく「わたしは・・」

 2015-06-07
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犬に注意をする時、
「犬の名前を呼んでから」と言う飼い主さんは多いと思います。

これは、
「あなたに言っている」と言う部分を強調したいからだと思いますが、
意外と、
「○○、吠えちゃダメ!」とか
「○○、イケナイ!!」と、
自分でも気づかないほど頻繁に犬の名前を呼んで叱ってしまっている・・
と言う事は多く、
知らず知らずのうちに
犬の自信を奪ってしまっている事もありますから注意が必要です。

勿論、飼い主さん自身、
小さい頃から親や周りの大人から名前を呼ばれて叱られていたり、
注意されていたりすると、それが当たり前となって、
何の疑いも無く同じ行動をしてしまう事は多いですが、
そうして、
「あなたはどうしてできないの?」とか
「あなたはこうあるべき」と言うのは「評価の気持ち」や
「非難のメッセージ」が込められていますので、
結果として名前を呼んで「あなたは・・」と、注意をされればされる程、
犬は飼い主さんの言う事を聴こうとしなくなったり、
名前を呼ばれても聞こえないフリをしたりする事は多いです。

そんな風に「あなたは・・」と、
相手を主語にした表現を「YOUメッセージ」と言うそうですが、
これは、「相手の行動が良くない」と思うから行動を変えさせる為に、
「あなたはああしなさい」とか
「あなたはこうであるべき」と言ってしまうのだそうです。

しかし、「YOUメッセージ」からは断定的な響きと、
相手を責めるニュアンスが感じられる為、
言われた方からは「拒絶」や「反発」が生まれてしまう事は多いみたいです。

なので、
「あなたは・・」ではなく
「わたしは・・」に変えてみる・・
「あなたは・・」から始まる「否定」ではなく、
「わたしは・・」から始まる「提案」に変えてみる・・
と言うのも良いのではないかと思います。

犬が吠えるなど、行動の問題を起こした時も、、
「あなたはどうしてそうなの?」とか
「あなたは何回、言ったら分かるの?」
と言う感じで否定するのではなく、
「私は吠える必要はないと思うけど、どう思う?」
などと言う感じの提案にしてみる・・

勿論、言葉で説明しても犬は分かりませんが、
そうではなく、飼い主さんが考え方を
「私はこう思うけど・・」から始まる
「Iメッセージ」を基準とした「提案方式」に変えてみる事で、
まずは、犬からの「拒絶」や「反発」を無くす事ができると思います。

「しつけ」と言うと
「知識」や「スキル」ばかりが重視される事は多いですが、
根本的な問題として、
飼い主さんがどんなに知識やスキルを持っていたとしても、
「犬に対する考え方」や「犬の行動をどう捉えるか?」の部分で、
「あなたが悪いから」としてしまっていれば、
結果として犬からの「拒絶」や「反発」を生んでしまい、
犬とのコミュニケーションがうまく行かない・・
伝えようとしても聴いてもらえない・・
と言う事もありますから、
まずは「認知(考え方・とらえ方)の部分から
変えて行く事も大切ではないかと思います。 (^▼^)ノ
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