優しく、思いやりのある犬に育って欲しいなら

 2015-06-05
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学校で授業を受けている時、
「先生の授業を真面目に聞いていれば誰でも100点を取れるぞ!」と、
テストで100点を取る事が「当たり前」とされ、
答えを間違うと減点されて行く
「減点方式」が「学校教育」の基準となってしまっている事は多いと思います。

しかし、何かを教わる時、「できて当たり前」で、
「間違うと減点されて叱られる」と言うような教わり方が
楽しいハズもありませんし、
ただただ、叱られたくない為の学びに「やる気」や
「意欲」が起きるとは思えません・・

また、そうした教育法は家庭内にも自然と持ち込まれ、
テストや点数こそ付けませんが、
「できて当たり前」の減点法で子供を判断し、
「こんな事も知らないの?」とか
「あんな事もできないの?」と、叱られ、小言を言われ、
それが「子供の為」と思って疑う事もせず、
高学年になるまで、そうした教育法を続けた結果、
段々と子供が親の言う事を聞かなくなり、
やがて子供が完全に親の言う事を聞かなくなった時、
親は「反抗期」だとか「こんな子に育てた覚えはない」と言って
「教える事」を放棄してしまう・・
ーと言うような事があちこちの家庭で起きていると思うのですが、
そうした、指示や命令による押し付け・・
「できて当たり前」と言う思考から来る「減点方式」を基準にした
育て方のデメリットについて語られる事がない・・
と言うのが、子供の教育だけでは無く、
犬を育てる時の問題点にもなっているのではないかと思います。

勿論、そうした「押し付け」や「減点方式」の教育法も
子供が小さい時は効果があったと思います。
犬も仔犬の頃までは、飼い主さんの言う事を素直に聞きますが、
自我が芽生え、飼い主さんから自立をするようになると、
飼い主さんの「押し付け」や「ダメ出し」に対して
反発するようになりますので注意が必要です。

しかし、多くの飼い主さんは
「優しい犬になって欲しい・・」とか
「思いやりのある犬に育って欲しい・・」と願っていると思います。
それなのに、飼い主さん自身が犬に対して頭ごなしに叱ったり、
「できて当たり前」と言う減点方式で判断してしまえば、
にゆとりのある犬には育たないのではないかと思います。

中には、犬の気持ちを動かす為・・
動かない犬に行動をうながす為に
叱りや脅しを用いる場合もあるかと思いますが、
叱りや脅しで仕方なくやる「学び」が楽しいハズもなく、
結果として、気持ちも身体もドンドンと後ろ向きになってしまう・・
と言う事もありますから、
そうした時は教える事をストップし、
脅しや力、痛みを使わないで教える方法を考えるようにする・・

犬が分かる段階まで戻ったり、
沢山、褒めて、おやつをあげて、
気持ちを盛り上げたり、
そうして、「結果」ではなく、
犬の「頑張り」に対して共感し、応援してあげる事で、
犬も叱られる事はなくなりますので、
気持ちが少しずつ前向きになり、
楽しくなって意欲も出てきてくれるのではないかと思います。

ですから、まずは楽しく学べるような環境作り・・・
そして、犬が楽しく、前向きになれるような・・
色々な事に興味を持ち、
思考力や発想力を伸ばしてあげられるような・・
そんな育て方について考えてあげる事も
大切ではないかと思います。(^▼^)ノ
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