好奇心を大切にする

 2015-05-31
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一般的には記憶力や計算力など、
「IQ(知能指数)」が高い方が良いとされ、
子供時代から「情報」と「情報処理能力」を重視した教育が重視されてきましたが、
実際は沢山の情報や高い情報処理能力を有していたとしても、
感情のコントロールが下手だったり、
コミュニケーションスキルが低いばかりにそれを活かす事ができない・・
人間社会の中でうまく立ち回る事ができない・・
と言う事も多いみたいです。

その後、自分の感情を理解し、コントロールし、
相手の気持ちを思いやる「EQ(こころの知能指数)」が重視されるようになり、
続いて「CQ」・・「好奇心指数」が重要だと考えられるようになってきたそうです。

ちなみに「好奇心指数とは何か?」と言いますと、
1つの物事に対して、どれくらい、沢山、連想し、
考え、想像を膨らませる事ができるか?と言う能力だそうです。

例えば、「クリッカー」などは良い例で、
ドッグトレーナーさんが「クリッカーを使ってこう言う風に教えてみて下さい」
と言われた事はできるけど、
じゃあ、それを犬に教えられた後、
次にクリッカーを使って何を教える事ができるか?(創造力)
上手く教えられなかった時、
そこで諦めずに違う方法で教える事ができるか?(熱意・挑戦)
そもそも、クリッカー自体を「楽しい」と思えるか?(好奇心)
など、一つの「教え」や「例え」を応用したり、
想像したりして、一人でドンドンと勝手に成長して行ってしまう飼い主さんも居れば、
トレーナーさんに言われないと・・
教えてもらわないと何もできない・・思いつかない・・と言う飼い主さんも居たりします。

では、「CQ」を発達させる為にはどうしたら良いか?と言いますと、
物事に対し「当たり前」だと思わない事が重要だそうです。

勿論、「こうでなければ」とか「こうであるべき」も大切ですが、
そればかりでは、自分の世界を狭めてしまいますから、
「なぜ?」とか「どうして?」と言う気持ちを大切にする・・・

ちなみに「子供」や「犬」は「CQ」が高く、
特に子犬などは好奇心の塊です。
あらゆる事に興味を示し、挑戦し、
勝手にドンドンと知識と世界を広めて行きますが、
飼い主さんだって子供の頃は好奇心の塊で、
色々な事に興味を示し、世界に対する関心も高かったと思います。

しかし、色々な事に興味を持つ「好奇心」は、
学校の勉強に集中し、テストの成績を上げる為には邪魔なモノ・・
だから、段々と「好奇心」が否定され、
大人が望む「型」にはめられて行った結果、
「CQ」を失ってしまった・・
と言う事もあるかもしれませんので、
犬を育てる時は「好奇心」を失わせないように
気をつけてあげる事は大切だと思います。

犬も指示や命令、否定ばかりで「好奇心」を失わせてしまうと、
「こうしたら楽しいかも?」と想像する力・・
オモチャに集中する熱意や新しい事に挑戦する気持ちを失い、
無気力な子になってしまう事も多いです。
そうなってから、他の犬に興味を持たせようとしたり、
遊びやオモチャに熱中させ、
「楽しい」と思わせてあげられるようにするのは大変ですから、
まずは、飼い主さんが「こうするべき」とか「こうでなければ」と
思い過ぎないようにしてあげる事は大切だと思います。

ドイツの教育家で、世界で最初に幼稚園を創設し、
「幼児教育の祖」と呼ばれる「フレーベル」も
「求める心を持たなければ、子供と共に育っていけない」
と言っているそうです。

犬の心の発達段階を理解してあげる為・・
犬の目線に立ち、心をつなぎ、一緒に社会生活を楽しむ為にも
自分の中の「好奇心」を大切にしてあげる事も重要ではないかと思います。(^▼^)ノ
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