吠えた方がメリットが高いなら吠え続ける

 2015-05-29
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犬の行動の問題は中で、
飼い主さんが一番、困ると言うと、
「吠え」ではないかと思います。

特にお散歩中などは、
「また、吠えてしまうのではないか?」とドキドキし、
犬を見つけて吠えたりなんかしたら、
「やっぱり、吠えてしまった! どうしよう?」と緊張し、
「周りの人は迷惑に思っているだろう・・」
「きっと、ダメな飼い主だと思っているのだろう・・」と、
不安や焦りで心が一杯となり、
他の事が考えられなくなってしまう・・
と言う事も多いのではないかと思います。

そうなると「どうにかして犬を静かにさせなければ!」と、
そればかりになってしまい、本を読んだり、
トレーナーさんに教わった方法などは、
すっかりどこかに行ってしまって、
いつものように叱ってしまったり、
抱き上げたり、犬の口を抑えたりしてしまう・・
なんて感じになってしまいがちですから、
「自分の犬が吠えてしまった時にどうするか?」と言う
「心の準備」をしておく事も大切ではないかと思います。

しかし、そうは言っても、いざとなると、
やはり焦る気持ちの方が強くなってしまい、
他の事が考えられなくなってしまいますから、
まずは「その場所から移動する」と言う事をしてみる・・

犬が吠えて焦ってしまっている時は、
飼い主さんもまた、冷静な判断ができないと思いますし、
犬もまた、吠えている時は興奮状態になっていて、
飼い主さんが叱ったり、なだめたりしても、
その声は耳に届いていなかったりしますので、
まずは、移動して犬を落ち着かせてから、
コマンドコミュニケーションなどをして、
自分の方に意識を向かせるようにしてみる・・
と言うのも良いと思います。

それでも、犬の意識が飼い主さんに向かないようなら、
もう少し静かな場所まで移動してコマンドコミュニケーションをしてみる・・
と言う事をできるまで繰り返し、
もし、犬が飼い主さんの方に意識を向けられたなら、
「そうだね」と褒めて、おやつを与え、
興奮しても自分で落ち着ける練習・・
興奮しても飼い主さんに意識を向けられる練習・・
と言うのを繰り返し、行うのも良いと思います。

勿論、最初から上手くはできない事は多いです。
なぜなら、犬はまだ、自分の感情をコントロールするのが苦手だから・・
でも、だからと言って、飼い主さんが叱ったり、
体罰を加えて犬の感情を制御しようとすると、
犬はいつまで経っても、自分で自分の感情を制御する術を知らず、
何歳になっても、吠えはじめたら、なかなか、止まらない・・
犬を見てロックオンしたら、いつまでもロックオンしたまま・・
となってしまいますので、
叱ったり、力で感情を制御するのではなく、
黙って移動して、自分で気持ちを落ち着かせられる練習をさせてあげたり、
静かに名前を呼んであげる事で、
気持ちを切り替える事ができるような
サポートをしてあげるのが良いと思います。

つい、「吠えられると困るから」と、
犬の吠えを止めようする事ばかりで、
犬が吠える意味を考えてあげられていない事も多いと思います。
でも、吠えは犬が自分の気持ちを表現する方法の1つ・・
犬からメッセージですから
「吠えてはダメ」と頭ごなしに叱ってしまうのは、
「あなたは自分の気持ちを言ってはダメ」とか、
「黙って、私の言う事を聞いていればいいの!」
と言ってしまうようなもの・・・

勿論、そうは言っても、吠えられるのも困りますから、
吠える以外の方法で・・
例えば、静かに座って待つ事ができたら
「良い子だね」と言って犬の気持ちを読み取ってあげる・・

犬が静かで大人しくしていて何の問題を起こさない時は、
犬の事を見ようともしない・・関心を示さないのに、
吠えた時は見てくれて、声をかけてくれて、関心を持って貰える・・
となれば、犬はいつまでも、吠える方にメリットを感じてしまいますから、
静かに待っていた方が見てもらえるし、褒めて貰える・・
と犬に思って貰えるように・・
まずは、飼い主さんの習慣と意識改革から取り組んでみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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