伝え、聴き、認め、見守りつつ犬を育てる

 2015-05-28
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犬を育てる時、飼い主さん自身がどう育てられてきたか?
と言う事を考えてみるのも、結構、重要な事だったりします。

例えば、自分が褒められて育ってこなければ、
犬を褒める事がなかなかできませんし、
いつ、どのタイミングで褒めたら良いか?
褒める基準が分からなくて悩んでしまう事は多いです。
また、犬の行動を見守る事ができない・・
つい、手や口を出してしまう・・と言う場合、
飼い主さん自身もまた、親がせっかちで、
すぐに手や口を出してくる・・
見守る事をして貰えてこなかった・・
と言う事は多かったりするみたいです。

しかし、そうして犬の事を待てない・・
犬が気持ちを表現する前に飼い主さんが
自分の「こうしたい」とか「こうして欲しい」や
「こうするべき」ばかりを押し付けてしまっていると、
犬はいつも「聞き役」ですから、
自分の気持ちを上手に表現するスキルが上がりません。

だから、犬とのコミュニケーションをする時も、
自分の気持ちを上手く表現できずに
犬を見ると、逃げたり隠れたりしてしまったり、
あるいは、相手の気持ちを考えられず、
相手の匂いを嗅ぎ過ぎて怒られてしまう・・など、
自分の「ああしたい」や「こうしたい」を通そうとするばかりで、
相手の気持ちを考えられなくなってしまっているとしたら、、
それは、飼い主さんが待ってあげられていないから・・
自分の意見を通そうとするばかりで、
犬の気持ちを聴こうとしなかったから、
犬も「伝える」と「聞く」と言う
コミュニケーションの基礎が身につかず、
「自分の事ばかり・・」と言う感じに
なってしまう事もありますから注意が必要です。

逆に飼い主さんがいつも聞き役で、
犬の気持ちばかりを聞こうとして、自分の気持ちを伝えなかったりすると、
犬は自分の意見が通るのが当たり前となり、
それはそれで、相手の気持ちを考えられない・・・
自分勝手に行動するのが当たり前で、
自分の行動を疑う事すらしない「困ったちゃん」になってしまいかねませんので、
自分の犬が困った行動をする事を犬が悪いと決め付けるのではなく、
「伝える」と「聞く」と言う
コミュニケーションのバランスは取れているか?
と考えてあげる事も大切だと思います。

しかし、実際の所、飼い主さんは小さい時から
そう言う風に親から育てられ、
それが当たり前だと思ってしまっている為、
自分の「犬に対する接し方」が間違っていると気づかなかったり、
そもそも、自分の育て方を疑う事すらしない・・
と言う事も多かったりするのが難しい所だったりします。

ですから、犬の行動の問題で悩んだ時は
自分一人で悩むのではなく、
信頼できる人に聞いたり、
犬と良い関係性を作っている飼い主さんの育て方を聞いてみる・・
と言う事が重要になってくると思います。

犬の表情やしぐさ、行動をきちんと観察し、
犬が飼い主さんの顔を見て、サインを送ってきたら、
「ウン、ウン、そうだね」と
うなずいてあげて共感の気持ちを示してあげたり、
首を横に振って「それは違うんじゃない?」と
間違いを教えてあげたり・・・
特別な事は必要なく、そうした何気ないやりとりの中から
犬の中の「伝えたい」や「聞きたい」と言う気持ちは
育っていくのではないかと思います。(^▼^)ノ
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