「大丈夫よ」と言いながら大丈夫じゃない事をしない

 2015-05-27
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「犬は人の言葉を理解する」と言いますが、
実際は言葉の意味を理解しているわけではなく、
飼い主さんとのやりとりを通して、
「言葉」と「できごと」を結び付けているだけ・・

「ごはん」や「おさんぽ」、「おもちゃ」などの言葉だって、
犬は最初から理解しているわけではなく、
飼い主さんが「ごはんだよ」と言った後、
必ず美味しいごはんが出てくる事が続く事で覚えて行く・・
「ごはん」と「嬉しい」を結びつけて、
「ごはん」と言う言葉に素早く反応するようになりますし、
逆に飼い主さんが「病院に行くよ」と言った後、
動物病院に行って痛い事や嫌な事があれば、
「病院」と言う言葉を聴いただけで
逃げるようになる事もあると思います。

もっと身近な例で言えば、
犬の名前を呼んで叱っていれば、
犬は名前を呼ばれると「嫌な事がある」と学習し、
名前を呼ばれると聞こえないフリをするようになるなど、
せっかく、飼い主さんが
愛情を込めてつけた名前を嫌いにさせてしまいかねませんし、
何かの拍子でリードが外れて犬が走って行ってしまった時、
名前を呼んでの呼び戻しが難しくなる・・など、
マイナスの影響もあったりしますので、、
まずは名前を呼んで叱らない・・
と言う事からはじめてみるのも良いのではないかと思います。

まぁ、そんな感じで、
飼い主さんがお花を指差して
「お花だよ~」なんて言っても、
それだけでは犬は覚えませんし、
「犬友達を作って欲しいから」と単に犬を見せて
「お友達だよ」と言って、相手の犬に近づけさせようとしても、
その言葉が使われた状況が嫌だったり、怖かったりすれば、
犬は「お友達だよ」と言う言葉が嫌になってしまいますので、
「この言葉はこう言う意味だから分かるハズ」と、
飼い主さんの先入観や固定観念を
犬に押し付けようとしないように気をつけてあげる事も大切だと思います。

また、飼い主さんが「大丈夫よ、大丈夫よ」と言いながら、
嫌な事を犬に我慢させ続けていれば、
犬は「大丈夫」と言う言葉を聞いても安心できなくなる・・
「我慢を強いられる時の嫌な言葉」として関連付けてしまいますから、
言葉を無意識に発するのではなく、
きちんと意識して使い分けてあげる事が、
犬の信用や信頼を得て、関係性を良くして行く為にも
必要な事ではないかと思います。(^▼^)ノ
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