叱るだけで終わらない

 2015-04-22
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「犬が犬を見て吠える・・」

そんな時、自分の犬を叱ったり、
リードでショックを与えたり、
抱き上げてマズルを掴んで吠えさせないようにする・・
と言う行動をする飼い主さんも多いと思います。

飼い主さんからしてみれば、
「この子は、まだ、して良い事としてはいけない事が
 分かっていないのだから、
 しっかりとしつけをしなければいけない」と、
厳しい態度で接しているのだと思いますし、
あるいは、
「犬はまだ、分からないし、
 ちっとも覚えようとしないから・・」と、
とりあえず、抱き上げたり、
マズルを掴んだりして犬を吠えさせないようする・・
と言う感じかもしれませんが、
意外と「犬は全て分かっていてそうした行動をしている」
と言う事も多かったりします。

では、分かっているのに、
どうしてそうした「困った行動」をするのでしょう?

それには、しっかりとした理由があり、
その理由として多いのが、
「吠えた時は叱られてしまうけど、
 最終的には大きなメリットを得られるから」です。

例えば、犬が怖くて、犬を見ると吠えてしまう場合、
飼い主さんは叱りはするけど、
吠え続けているに困り果てて、最終的には抱き上げてしまう・・・
そうすると、犬からしてみれば、しめたもので、
相手の犬から攻撃を受ける事がない安全な場所から
「あっちへ行け!、あっちへ行け!」と
自信を持って、追い払う事ができるのです。

そんな風に、犬が吠えている理由を考えないと、
結局は「犬に動かされてしまう」事になる・・・
犬はメリットを受けられる事を理解して、
飼い主さんが困る行動をしているのですから、
「しつけ」をする時は「犬を叱る」と言う事も大切ですが、
単に叱るだけではなく、
「なぜ、自分の犬はやってはいけない事をするのか?」
と言う犬の気持ちを考えてあげる必要があると思います。。

そして、そうした事をきちんと考えてあげる事が、
行動の問題の本質につながって行くと思いますし、
行動の裏に隠された「目的」を理解してあげる事が、
犬との信頼関係を育てる事にもつながって行くと思います。(^▼^)ノ
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