「褒める」にしろ「叱る」にしろ比較はしない

 2015-03-18
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最近は犬を育てる時も「褒めて伸ばす」が重要視されていますが、
「分かってはいても、なかなか犬を褒める言葉が出てこない・・」とか
「いつ犬を褒めたら良いのか? その基準が分からない・・」とか、
「そもそも、「褒める」と言う事をすぐに忘れてしまい、
 気がつくと叱ってしまっていた・・」なんて言う
飼い主さんも多いのではないかと思います。

そんな風に「犬の事を褒める事ができない」と言う飼い主さんの中には、
子供の頃、あまり親や周りの大人から褒められてこなかった・・とか、
きょうだいや友達と比較され、
良い結果を出さないと褒められる事はなかった為、
自分の犬に対しても、
他の犬と比べて良い所があれば褒めるけど、
良い所が見つからないので褒められない・・・とか、
家族の間で「褒めあう」と言う習慣が無い為、
そもそも「褒める」と言う発想が出てこない・・・
いざ、「褒める」となると、恥ずかしくなってしまう・・
などと言う事は多いと思いますし、
「良い子が当たり前」と言う価値観の中で育ってきた為、
自分の犬に対しても「良い子になる事」を押し付けてしまっている・・
その上、犬が「良い子」にしていても、
「それが当たり前」だと思って褒めない・・
「褒めるほめる必要がない」と思ってしまっている・・
など、褒められない理由として、
「自分がどう育ってきたか?」と言う影響が
強く出てしまう事は多いと思います。

勿論、「犬を褒める」と言っても、
なんでもかんでも褒めれば良いと言う事ではありませんし、
「褒める事」で犬をコントロールしようとしてしまってはダメです。

「叱り」の本質が「犬に教える事」であるように、
「褒める」もまた「犬に教える事」を目的とする・・
また、「褒める基準」を「他者との比較」にするのではなく、
過去の自分の犬と比べて良くなった部分・・
頑張っている気持に共感するのが良いそうです。

人間も「褒める基準」が他者との比較だったりする場合、
それは「スキル」や「結果」に対する「褒め」であり、
「ありのままの自分」や「頑張ったと言う過程」に対する褒めではない・・
だから、「凄くならないと褒められない」とか
「誰かと争って勝たなければ褒められない」と考えるようになり、
常に他者よりも上になろうと言う
「勝ち負け人間」になってしまう事もありますし、
勝った時は安心できるけど、自分自身に対する自信がないので、
すぐにまた不安になってしまう・・と言う事もあるみたいですので、
「褒める時」も「叱る時」も「他の犬と比較をしない」・・
他の犬を見て「羨ましい」なんて思わない・・と言う事は、
とてもとても、大切だと思います。

ーとは言え、「褒める」と言うのはなかなか難しい事なので、
「褒める」と言う習慣が身につくように、
沢山、犬を褒めるようする・・
昨日の自分の犬・・
先週の自分の犬・・
一ヶ月前、一年前の自分の犬と比べて、
ちょっとでも成長している所を見つけたら、
そこを褒めてあげる・・

そうした事を続けているうちに、
「褒める」と言う事が習慣になって行きますし、
自分の犬の良い所を見つけるスキルもアップし、
自然と犬の事を褒められるようになると思います。(^▼^)ノ
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