心のABC

 2015-03-16
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犬が散歩中に犬を見て吠えてしまった!
と言う事はよくある話です。
特に子犬だったり、
成犬でも社会性が未熟だったりすると、
「犬に対してどう接したら良いのか?」が分からなかったり、
「嬉しい」とか「怖い」と言った、
自分の感情がコントロールできなかったりして、
吠えてしまう事は多いですが、
大切な事は、それに対して飼い主さんがどう対応するか?
ではないかと思います。

「犬が吠えると焦ってしまう・・」
「犬が吠えるとイライラしてしまう・・」
と言う事もあるかもしれませんが、
その焦りやイライラの原因を考えて行くと、
単に「犬が吠えるから」と言う理由だけではなく、
「自分の犬が吠えた」と言う事に対する相手の飼い主さんの反応・・
「うるさいと怒られるのではないか?」とか、
「しっかりしつけをしろ!と言われてしまうのではないか?」
と、飼い主さんが考えてしまう為、
焦ってしまって、吠え止むまで待つ事ができなかったり、
「静かにしなさい!」と冷静さを欠いた叱り方をしてしまう事も
多いのではないかと思います。

そう考えると、犬だけではなく飼い主さんもまた、
「他者に対する不信や不安」がある為に、
外で犬が吠えてしまうと、パニックになって
「どうしたら良いのか?」が分からなくなってしまう・・
不安や焦りで自分の感情がコントロールできなくなってしまう・・
となり、「どう対応するか?」の部分で間違った選択をしてしまい、
その結果、犬の不信や不安がさらに大きくなってしまう・・
間違った正解を与えてしまう・・など、
状況を悪化させてしまう事もあるのかもしれません?

勿論、犬が吠えたり、暴れたりしても、周りの事なんて気にしない・・
自分さえ良くて楽しければ、それで良い・・
と言う犬と飼い主さんも居ますが、
それはそれで、飼い主さんだけではなく、
犬もまた「場の空気が読めない犬」になってしまう事が
ありますので問題ですが、
悪い方、悪い方に考え過ぎて
自分と犬の思考や行動、可能性を縛り付けすぎてしまっている・・
マイナスの思考・・マイナスの行動をとり過ぎてしまい、
最終的に悪い結果になってしまっているとしたら、
「物事をどう捉えるか?」と言う部分について、
改めて考えてみるのも良いのではないかと思います。

つまり、
「物事が起きた時」に「それをどう解釈するか?」によって、
結果や結果に伴う感情が変化してくる・・
こうした事を心理学の世界では「心のABC」と言うそうです。

「A」・・「affairs(activating event」(出来事)
「B」・・「belief」(先入観、固定観念)
「C」・・「consequence」(結果、結果として生じる感情)

つまり、「犬を見て吠えた」と言う状況に対し、
飼い主さんが焦って、犬を抱きあげてしまえば、
犬同士のコミュニケーション経験はそこで終わり・・
犬の知識や苦手意識は解決されないまま、
飼い主さんはこの先もずっと、犬を見ると抱き上げる・・
と言う選択をし続ける事になるかもしれませんし、
逆に犬が吠えても
「犬が吠えるのは普通だけど、
 相手の人に迷惑がかかるから、一度は離れるけど、
 自分の犬が落ち着いたら、落ち着けた事を褒めて、
 吠えなかったら、ちょっとだけ相手の犬に近づけさせて貰う・・
 でも、再び吠えたら、そこで終わりにしてもう一度、離れる・・」
と言う風に考え、教えるようにした事によって、、
「犬も吠えたらご挨拶ができないから、吠えるのを止めよう」
と思ってくれる・・

「吠えない」と言う結果。
「吠えないほうが良い」と言う結果に伴う感情の変化
が起きるかもしれないと言う事だと思います。

犬が犬や人に対して「どう考えるか?」とか「行動するか?」は、
飼い主さんが「物事に対して、どう捉えるか?」にかかってくると思います。
飼い主さんが焦れば、犬も焦る・・
他者に対して、不信&不安を感じていれば、
犬も他者に対して、不信&不安を感じる事は多いですので、
「犬の行動に問題がある」と感じた時は、
本当に問題なのか?
どうして問題だと思うのか?
と言うワンクッションを置いて、
自分の気持ちを見つめ直すことによって、
問題の本質やその解決策も見えてくる事もあるのではないかと思います。(^▼^)ノ
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