甘やかすと犬が言う事を聞かなくなる?

 2015-02-26
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飼い主さんの前では大人しくて「いい子」なのに、
他の飼い主さんの言う事は聞こうとしない・・
飼い主さんがオヤツを持っている時は待てるのに、
他の飼い主さんがオヤツを持っていると吠えて要求をしたり、
手に持ったオヤツを奪ったり・・
そんな風に犬がワガママな態度をすると、
「叱って良いですから、厳しく接して下さい」と、
「他の飼い主さんが甘いから言う事を聞かない」と、
言う事をおっしゃられる飼い主さんも居ますが、
「飼い主さんに吠えて要求をする犬」と、
「飼い主さんには吠えないけど、
 他の飼い主さんには吠えて要求をする犬」のどちらが問題か?
と言うと、個人的には
「他の飼い主さんにだけ吠える犬」の方が
問題が大きいのではないかと思います。

犬は「信頼したい人」に向けて「ワガママ」や「反抗」をします・・
ですから、その相手が飼い主さんであれば良いのですが、
飼い主さんが犬の「ワガママ」や「反抗」を少しも受け入れようとしない・・
飼い主さんに対して十分な「依存」と「反抗」ができていなくて、
「自分の気持ちが受け入れられない」と分かると、
今度は、他の飼い主さんや犬に対してなど、
不特定多数の相手に「ワガママ」や「反抗」をするようになる事は多いです。

そう言う意味で言うと、
飼い主さんに「ワガママ」や「反抗」をしないのは、
飼い主さんに心を許せていないからかもしれませんし、
飼い主さんの顔色を見ながら「いい子」を演じているだけで、
「他の飼い主さんが甘やかすから問題を起こす」のではないのではないかと思います。

また、「飼い主さんに心を許していない犬」は、
飼い主さんの顔を見ようとしない事は多いです。
「犬の名前を呼んでも無視をされる」とか、
「話しかけてもそっぽを向かれてしまう」と言う場合、
犬の方から「あなたとは関わりたくありません」
と言われてしまっているのかもしれませんので注意が必要です。

「拒否」と言うのは強い不信感のあらわれですから
犬の心を閉ざしたままにしておくのは良くありませんが、
そうなってしまった原因には、
今まで「こうするべき」とか「こうでなければ」と言う感じで
飼い主さんが犬の気持ちを受け入れようとしてこなかった・・
犬の「こうしたい」と言う要求を無視し、聴こうとしてこなかった・・
と言う事はあるのではないかと思います。

ですから、「今まで犬の気持ちを考えてこなかったな・・」と思ったら、
犬の気持ちをきちんと聞いてあげるようにする・・
犬の「自尊心」や「自己肯定感」は「甘え」を許され、
「ワガママ」や「反抗」を受け入れられて貰えて、
はじめて育って行くそうですから、犬との良い関係を考えるなら、
犬の「ワガママ」や「反抗」を否定せず、
そうした気持ちや行動もひっくるめて、
「ありのまま」の姿を受け入れてあげるのが良いそうです。

そうして、
「ワガママや反抗は犬の心の成長の為に必要な自然な感情」と、
飼い主さんが思えるようになると、
そうした犬の行動を見ても「これは必要な事」と
大きな気持ちで見守る事ができると思いますし、
実際、子犬の頃にきちんと「ワガママ」や「反抗」を許され、
「自尊心」や「自己肯定感」が育った子は、
成長してから、とても高い協調性を見せるようになり、
他の犬や飼い主さんに対してもフレンドリーで
他の飼い主さんから「いい子」と言われるようになる事は多いです。

まぁ、その分、飼い主さんに対して
「ワガママ」や「反抗」を見せる事はありますが、
その時に飼い主さんが
「犬の言い分」をきちんと聞いてあげるから、
犬も飼い主さんの「言い分」を聞いてくれるようになる・・
ですから、犬を「いい子」にしようと指示や命令、叱りを多用したり、
「甘やかすと犬が言う事を聞かなくなる」と思うのではなく、
まずは「犬の気持ちを聞く事」から
始められるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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