ワガママな行動は信頼の証

 2015-02-25
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「借りてきた猫」と言うことわざがありますが、犬の場合も
「この子は行動の問題が激しい」と言われて預かってみると、
意外と大人しくて何の問題も無い・・
と言う事は多かったりします。

そこで、安心し、褒めたり、遊んだりして普通に接していると、
3日~1週間ぐらいしてから急に行動の問題が出てくる・・
なんて事も多かったり・・・

そう言う場合、、
「甘やかしたから調子に乗ってきた」とか、
「緊張が解けて本性をあらわしてきた」と、
そうした、自己中心的な行動・・
「ワガママ」を「いけない事」と言う眼で見てしまう事はあると思いますが、
「ワガママはいけない事」とか「ワガママを許してはいけない」と言う
「先入観」や「固定観念」は捨ててしまった方が良いみたいです。

それは何故かと言うと、
「ワガママ」と言うのは「信頼できる人」にしかしないから・・
あるいは「信頼できる人かどうか?」を確かめる為に
「ワガママな行動」をしてきたりしますから、
ここで、頭ごなしに叱ってしまうと、
ワガママな行動をしてこない代わりに
「この人は気持ちを分かろうとしてくれない・・」と、
心を閉ざしてしまう事もありますから注意が必要です。

まぁ、自分の子供の頃の事を思い出してみると、
本当に怖い大人や先生には
「ワガママ」を言ったりはしなかったと思います。
勿論、「ワガママを言うと叱られる」
と言う事が分かっていたからだとは思いますが、
逆に言うと、
「こちらの気持ちを伝えても絶対に受け入れて貰えない」
と、分かっていたから言わなかった・・
「どうせ、頭ごなしに叱られて終わりだから言っても仕方が無い」と
諦めてしまっていたから言わなかったのではないかと思います。

そう言う意味で言うと、怖い先生には絶対に本心を見せず、
うわべだけ「いい子」を装ってやり過ごしていただけ・・
つまり、「ワガママを言って貰える」と言う事は、
犬が「この人だったら、自分の気持ちを聞いてくれるのではないか?」
「理解してくれるのではないか?」と期待して、
本心を見せてくれていると言う事ですから、
飼い主さんが「強いリーダー」を意識して、
「犬のワガママは絶対に許してはいけない」としてしまうと、
犬は飼い主さんに「期待」しなくなってしまう・・
うわべだけの「いい子」を装って
飼い主さんに「本心」を見せてくれなくなってしまうかもしれないのです・・。

ですから、犬が「いい子」過ぎる場合、
飼い主との関係をあきらめてしまっているかもしれませんので、
「いい子だから」と安易に満足したり、
安心してしまわないようにする・・
また、「指示や命令、厳しい訓練で犬の反抗を許さない」と言うのは、
「犬の気持ちを飼い主さんに寄せる」と言う事では無く、
犬の気持ちを離れさせ、
「ワガママをする気も起きなくさせてしまう」と言う事もありますから、
「犬の気持ちや考えをきちんと聴く」と言う事は大切だと思います。

「上下関係」と言っても、そこに愛情や信頼が無く、、
「支配する側」と「される側」の上下関係でしかないとしたら、
それはちょっと違うのではないかと思いますので、
威圧や力で抑えつけるのではなく、
愛情と安心と信頼を与え、
犬から信用される楽しい飼い主さんを目指してみるのが
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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