「やる気」に対するアプローチ

 2015-02-06
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犬の事で悩む飼い主さんは多いですが、
犬の問題を大きく分けると
「行動」「認知」「気持ち」の3つに分けられると思います。

「行動」はそのまま、犬の行動であり、
「散歩中に引っ張らないようにしたい」とか、
「家の中でも排泄が出来るようにさせたい」など、
犬に飼い主さんが望む行動をさせる事ができるようになるのが「行動」のゴールとなります。

「認知」は「行動」と関連する部分がありますが、
「お散歩中に人や犬を見た時に犬がどう考え、どうすれば良いか?」とか
「家の中でチャイムがなった時にどうしたら正解か?」など、
犬が物事に対してどう考え、どう判断するか?
飼い主さんがいちいち、指示や命令をしなくても、
犬自身が正解の行動を考え、選択できるようになる事が「認知」のゴールとなります。

そして「気持ち」は「やる気」とか「好奇心」など、
行動を促す為のモチベーションです。
これがないと、いくら知識や行動のスキルがあっても、
犬は自分から動き出す事はありませんから、
指示や命令・・あるいは、飼い主さんが言葉をかけて
犬の行動をうながさなくても犬自身が自らの意思で前進する事が「気持ち」のゴールとなります。

ちなみに一般的な犬のトレーニングでは、
「オスワリ」や「マテ」・・「脚側」などの「行動」や、
「飼い主の指示や命令に従う事」を犬に教えたり、
「散歩中に他の犬とすれ違う時にはどうしたら良いか?」
と言う対処法を飼い主さんに教えたりと「行動」と「認知」がメインとなり、
「やる気」のない犬・・
「人間に不信感を持ってしまっている犬」に対してアプローチをしたり、
アプローチの仕方について教わる事はあまりないように感じます。

しかし、そもそもにおいて人間の教育でも、
「認知」や「行動」を教える事がメインであり、
「やる気」は自分の中から生み出すもの・・
「やる気のない人間は何をしてもダメ」と言う風に
「落ちこぼれ」として扱われてしまう事が多いのですから、
犬の「気持ち」に対するアプローチの仕方が分からず、
「この子は、こう言う性格だから・・」と、
飼い主さんがあきらめてしまう事が多いのも
仕方がないのかもしれません?

では、犬に「やる気」を教える事はできるのでしょうか?
答えから言うと「よし、これを頑張ろう!」と言う気持ちは
自分の中で生み出すものですから、他人が教える事はできません。
ただ、飼い主さんが自分の気持ちを高め、
楽しい雰囲気で犬との暮らしを前向きに取り組んだ時、
犬の気持ちに変化を及ぼす事はできると思います。

ーとは言え、「どうせ・・」と考えて前向きになれない・・
最初は頑張るけど、やる気が持続しない・・と言う飼い主さんも多いです。

「飼い主さんにやる気が無いのに、犬のやる気が育つはずがない」と言われても、
「そんな事は分かっているけどやる気になれないのだから仕方が無い」
と言うのが本当の所・・
では、どうすれば良いか?と言うと、
まずは、飼い主さん自身が「目標」を持つ事が大切だそうです。

ーと言っても、あまりにも遠すぎる目標だと途中で息切れしてしまいますので、
目標までの道筋を細かく分断し、
一段、一段、登って行くのが良いと思います。
また、「目標に達した時の自分と犬の姿」をイメージする事も大切で、
理想のイメージが明確になればなる程、
途中でつまづいたり、息切れしてしまう事はなくなる・・
つまり、過去は関係なく、
どれだけ「目標」と「目標達成後のイメージ」を明確に持つ事ができるか?
ーが、「やる気」を生み出し、また持続させる為の秘訣であるそうですので、
まずは「どうなりたいか?」をノートに書いてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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