教え方を考え、臨機応変に対応し、実践させてみる

 2015-01-31
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仕事や勉強を教えて欲しいと頼まれた時、
ついつい、相手の理解度も確かめずに、
自分の言いたい事を早口で喋りまくってしまったり、
自分が恥をかきたくないばかりに
理解できない事を相手のせいにしてしまったり・・

なんて事もあるかもしれませんが、
「教え上手な人」と言うのは、
まず、相手の事をよく観察し、
相手がこれから教える事についてどれくらい知っているか?
どれくらい重要だと思っているか?など、
リサーチを行う所からはじめて、
「何をどんな風に教えれば良いか?」
と言う事を考えてから教えだすそうです。

また、そうして相手の「知識」や「やる気」などが分かったら、
それに合わせて自分が提供する知識の内容を変えて行く・・・
相手の知識レベルが低いのに、いきなり、難しい事を喋っても、
相手は「難しい」と思って「やる気」を失わせてしまいますし、
相手の知識レベルよりも低い情報を提示しても、
「そんな事はもう知っている」と思われてしまって、
同じく「聴こう」と言う気持ちを下げてしまう事にもなりかねませんので、
相手の知識レベルよりも少し上ぐらいの知識を提供するのが良いそうですし、
また、相手の「やる気」レベルに合わせる事も重要で、
教わる側よりも教える側の方が気合を入れてしまうと、
聴く方は重荷になってしまいますし、
相手が聞きたいと思っているのに、
教える側に気持ちがなかったりすると、
同じく聴く気を失わせてしまいますので、
相手の「やる気」レベルの少し上ぐらいの熱意で
教えてあげるのも良いのではないかと思います。

そして、教えた知識を実践する場を与えてあげる事も大切だそうです。
「教える」と言うと、つい、知識の提供ばかりを考えてしまいますが、
いくら知識を提供しても、教わる側がその知識を活かす意味を理解しなければ、
他の知識の中に埋没してしまうかもしれませんので、
知識を提供した後は、その知識の使い方を提示してあげる・・・

学校でも、単に話を聴くだけではなく、
公式を使った問題を生徒に解かせてみる・・など、
知識の提供と共に実践させる事は多いですし、
スポーツの世界でも、知識の提供と実践練習が交互に行われる事は多く、
そうして、実際にやらせて見る事で、
実はよく理解できていなかった点などに気づけたりと、
より深く理解できるようになる事は多いと思います。

そんな風に相手の状況に合わせて提供する知識を選択し、
その時に相手が分からないようだったら、臨機応変に教え方を変えて行く・・
そして、相手がある程度、理解したと思ったら実践練習をして
結果をフィードバックしてあげる事が
「教える」と言う事には重要みたいです。

しかし、その前の段階として、
教える側の「教えたい事」が明確になっているか?
を考える事は大切みたいです。

実際、飼い主さんが「犬を育てる」と言う事を熱心に考えていても、
「どう言う犬に育てたいか?」が明確になっていない為に、
ルールの基準がその場、その場で変わってしまい、
「どうしたら良いか?」が犬にも分からなくて
結果につながらない・・と言う事も多かったりします。

まぁ、スポーツの世界でも、
コーチが「チーム全体の連携を重視する」と言ったり、
「チームの連携より個人の能力を重視する」などと、
言う事がコロコロと変わったら、
選手は困惑しますし、結果には繋がらないと思いますから、
飼い主さんは犬を育てる「コーチ」として、
「どう育てるか?」についてしっかりと考えてあげる必要はあると思います。

また、スポーツの世界では、コーチの指示や教えがなくても、
コーチに教わった事を基準にして、試合の中で選手自身が考え、判断し、
行動できるようになる事がコーチとして「教えた」と言う事になるそうですから、
犬を育てる時も同じだと思って、
犬が犬を見て吠える時にその都度、叱ったり、オヤツを食べさせたり、
オスワリをさせないと吠え止めさせられない・・と言うのでは、
実は「まだまだ」の状態で、
飼い主さんが何も言わなくてもアピール的な吠えをしなくなったり、
イタズラをしなくなったり、
お家の中でもきちんとトイレシートで排泄をしたりできるようになった時、
はじめて「教えた」と言えるのではないかと思いますので、
きちんと犬に教えてあげつつ、
指示や命令を控えて「見守る」ようにしてあげる事も大切ではないかと思います。(^^)
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