犬のモチベーションを高めてあげる為には

 2015-01-10
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犬の行動の問題に悩んだ時、「ここは頑張らないと!」と、
しつけの本を買ったりして問題行動の解決に臨みますが、
なかなか結果が出なかったり、
一時的には結果が出るものの、
すぐに元に戻ってしまったりしてしまったりすると、
段々と「やる気」を失い、やらなくなってしまう・・
と言う事は多かったりすると思います。

人が行動する時は、必ず何かしらの「目的」があるそうです・・
例えば、
「犬が吠えて周りから苦情を言われたので静かにさせたい」とか、
「犬がお利口だと近所から評判だから、もっと、良い子にしたい」など、
他者から受けるメリットやデメリットによって行動する事は
「外発的動機づけ」と言い、
「犬の喜びが自分の喜び」と言う風に、
犬を育てる事を通して、飼い主さん自身の知識向上やスキルアップ・・
自信をつける為や上昇志向を満足させる為など、
他者は関係なく、自分の内なる喜びや満足感の為に行動する事は
「内発的動機づけ」と言うそうです。

一見すると、「内発的動機づけ」の方が良さそうですが、
実際は「内発的動機づけ」だけでは、
しつけを長く続ける事が難しい場合も多いみたいです・・
その理由として「犬のしつけは終わりがない」と言う事はあると思います。
最初は知識を得る事やスキルを磨く事・・
そんな風に「学ぶ事」自体が楽しいですし、
今までできなかった事ができるようになった・・
悩んでいた犬の行動の問題が解決した!など、
しつけを始めた事で犬に劇的な変化が起こる・・と言う事は多いですが、
ある程度、時間が経つと犬の変化のスピードは緩やかになり、
最初の頃のように「劇的な変化をする」と言うよりは、
一ヶ月や半年かけて少しずつ犬を変えて行くと言う風になるなど、
コストに対するリターンが少なくなって行く為、
段々と「やる気」が損なわれて行ってしまう・・
特に最初の悩みだった犬の行動の問題はなくなったりすると、
「犬の行動に問題はないのに、そこまで頑張る必要はない」と、
そこで終わらせてしまう事は多かったりします。

では、「外発的動機づけ」の方はどうか?と言いますと、
「犬の行動の問題に悩んでいる」とか、
「犬がお利口さんになったら鼻が高い」など、
他者の評価を気にする人ほど熱心に頑張ったりはしますが、
問題が解決した途端、頑張る理由を失ったり、
「内発的動機づけ」が無い為、
段々と他者の為に頑張り続ける事に苦痛を感じるようになり、
しつけを頑張るよりも、犬連れの時は人目を避けるようになるなど、
犬を育てる事に対するモチベーションを失ってしまう・・
と言う事もあるそうですので、
「内発的動機づけ」だけでも・・
「外発的動機づけ」だけでも、長く続ける事は難しい事は多いみたいです。

では、どうすれば良いか?と言いますと、
飼い主さん自身の知識向上やスキルアップなど、
「学ぶ楽しさ」をしっかりと感じつつも、
色々な飼い主さんとお話をしたり、情報を交換したり、
良い部分を褒めあったり、真似し合ったりと
犬を育てる事を一緒に楽しめる
お友達を作ってみるのも良いのではないかと思います。

まぁ、「内発的動機づけ」と「外発的動機づけ」の両方が大事と言うのは、
犬にも同じ事が言えて、
イタズラは「内発的動機づけ」のようですが、
実際は「内発的動機づけ」と言うのは、意外と長続きはせず、
実は「イタズラをする事で飼い主さんが騒ぐ事が楽しい・・」と言う風に
「外発的動機づけ」が加わるから悪戯が長期化したりする事は多いと思いますし、
「飼い主さんに叱られるからやる」と言うような
「外発的動機づけ」だけでは、犬が段々と
飼い主さんの言う事を聞く事を嫌がるようになりますので、
「飼い主さんの言う事を聞いた方が楽しい」と言う
モチベーションを高めてあげるような方法で教えてあげた方が、
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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