言葉だけでは伝わらない

 2015-01-03
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犬の「自信」を育てる為には、
「叱る」よりも「褒める」の方が良いですが、
単純に何でもかんでも犬を褒めれば良いか?と言うと、
飼い主さんが犬の何処の部分について褒めているか?
評価の対象にしているか?
よって「褒める」と言う行為が逆効果になってしまう事も
ありますので注意が必要です。

人間の場合も学校のテストで良い成績を取ったり、
スポーツや芸術の分野で良い結果を残したりする事が
親が子供を褒める評価の対象となり易いですが、
成績や結果に対してして評価を与えないと、
子供も「親は自分の成績しか見ていない」となり、
自分の存在に対する自信を失い、
自信を失う事で活力が下がり、
自分は何の為に頑張っているのだろう?と言う根本の部分・・
自分自身の考えや行動に対して
自信が持てなくなってしまう事は多いそうです。

勿論、勉強は自分自身の為にやるもの・・
褒められる為にやるのは間違っていますが、
そうしたやる気も
自分の考えや行動に自信が持てて始めて自分の為に行動ができる・・
自分に自信が無く、土台が揺らいでしまっている場合、
成績や結果など、能力に対する評価ではなく、
あなたが居るだけで素晴らしいと言う、
存在に対する評価を沢山、伝えて行く事が大切みたいです。

それは、犬に対しても言える事で、
「純血種だから」とか「値段が高かったから」とか、
「珍しい犬種だから」とか「特定の犬種だから」とか、
「何々ができる」とか「凄い能力を持っている」など、
「ありのままの犬」を愛してあげるのではなく、
何かしらの理由・・「付加価値」があるから愛する・・
また、そうした犬を「所有」している自分が好き・・
犬を心を持つ、自分とは違う「別個の存在」として見ていないと、
どんなに犬の事を褒めたとしても、
それは、犬を通した自分を褒めている事になり、
犬はそうした事を敏感に感じますので、
飼い主さんに褒められても嬉しいと思わなくなってしまう・・
と言う事もありますので注意が必要です。

まぁ、人間だって、恋人かから「日本人だから好き」とか
「金持ちだから好き」とか「有名人だから好き」とか
「他人に自慢できるから好き」と言われても
「じゃあ、そうじゃなかったら好きにはならなかった?」となって、
「好きだ」と言われても、
相手に対して不信感を抱いてしまうと思いますし、、
自分と言う存在では無く、
自分に付属する価値に対してのみ評価を与えられても
嬉しくはならないのではないかと思います。

ですから、飼い主さん視点で「どれだけ愛情を与えているか?」ではなく、
犬がどれくらい愛情を感じてくれているか?と、
犬の視点で考えてみる事も大切だと思います。

その為には、犬と一対一の時間を作り、
犬に対して、沢山、話しかけたり、
スキンシップをしたりと、そうした関り合いの中から、
犬も自分は愛されていると感じて安心し、
自信が芽生え、飼い主さんに対して積極的に気持ちを伝えようとしてくれるようになる・・

単に言葉だけで「褒める」よりも、
犬の存在を大切に考えてあげる事が大切ではないかと思います。(^▼^)ノ
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